グプタ期大乗 そして東へ

インドからミャンマーを経て中国中心部に入る最短ルートのシュミレーション (5)

博南道経路の検証



グーグルアースにあるTengchongという町が騰沖でありました。
Heihe-Tengchong-Linie
雲南省騰沖火山国家地質公園

地図など資料にある博南道経路どおりを推測すると、ミャンマーからの川筋を最後まで利用するルートでありましょう。
地形的に理にかなっております。とはいえ、保山騰沖間直行となれば、やはりヒマラヤからの山並みにバッチリひっかかります。
 険しい道を避けて南に迂回するルートも考えた訳ですが、結局最初のラフイメージの方が近かったことになります。

グッドタイミングで見つけたこの戦前の地図↓にも博南道に相当する経路がしっかり記載されてますね(Luck !
中国雲南省の地図(1928年発行)

その通りに保山から辿ってみるとこんな感じになるはず。西側端が雲南省保山で東側端がミャンマーのバーモ。
Tengchong(騰沖)は保山から西のヒマラヤからの大きな山脈を越えて南側へのカーブが終わるあたり。
この先のJiuyingjiangあたりまでミャンマー側に出っ張った雲南省の最果て領域。川にそってゆっくり降りて行ってバーモにてデッかい川の合流地点に至る訳です。






山越えするならこんな感じのルートでしょうか? 保山側からTengchong(騰沖)方向を展望。左下の湖がある所が保山。

       西

●●●●


高山地帯とはいえ山の凹みが向こう側までうまく流れてるところを通れば高低差は緩和されるような感じも・・。

       西

●●●●


といっても高低差千メートルぐらいはありますけどね。(訂正→すいません2千Mみたいです。

       西


●●●●


180度回って、保山から峠を超えてTengchong(騰沖)に降りてくるあたりを見るとこんな感じ。



西


峠を接写。



西


あとは川筋をのんびり行けばTengchong(騰沖)。



西


Jiuyingjiangあたりからは川筋の平地が広くなってきます。



西


右下の大きな川とぶつかるところがバーモ。インドに向かうにはいくつか山越えしながら突っ切ってもくもくと西へ進むか?
川に乗って一度マンダレーあたりまで行って緩い地形をまた北上するか、そんな感じでしょう。



西


PS

西南絲綢之路(シルクロード)

>保山で二つに分かれ、 一つはインドへ、もう一つは瑞麗を経てミャンマーへと至る。

↑と、こちらの記事にあるで御座る。
瑞麗とはグーグルアースのRuiliです。ということは、高山の峠越えをして騰沖からバーモへと向かうルートがインドへ向かう道で、高山を南に避けそのまま南下するルートが瑞麗経由の道ということでありましょう。



継続検証

インドからミャンマーを経て中国中心部に入る最短ルートのシュミレーション(1)
(2)雲南省の背骨
(3)ミャンマー東端から雲南省へのルート
(4)大理までの山越えルート詳細検証