グプタ期大乗 そして東へ
インドからミャンマーを経て中国中心部に入る最短ルートのシュミレーション
(1)
1 最初の考察
こちら↓はミャンマー東端の山脈から東を望む景色となります。
手前のピンの位置雲南省Jiuyingjiangという街からピンで示したルートを東進して、まずYipinglang(最上横列3個の右のピン)まで向かうのであります。
Yipinglangから山沿いに北上し長江源流があるLongjie(最上横列左端のピン)へ至るのであります。
Yipinglang(手前向かって右のピン)から長江源流とのクロスポイントLongjie(奥3個目のピン)まで完全直行北上が可能なのです。
盆地平野の向うに覗いているのが長江源流となります。もう、ほんときれいに北上ルート約90キロ突き抜けております。
盆地ルート途中のYuanmouからLongjieを臨む。
サテライトでルート全貌を示すとこうなります。左端のピンがミャンマーの東端から雲南省に入って直ぐの街Jiuyingjiangで、
右一番上のピンがLongjieです。そこから右に流れる長江源流に乗れば、旅人はやがては中国中心部に至るのであります。
・・・・・・・・・・・・・↑山越え・・・・・・・・・・・・・・・・・・北上90キロ↑・・・川下り→
と、この時はこう思ったので御座るが、ところが長江はもっと近かったので御座る。
2 第二の考察(発展的訂正)
最初のミャンマー寄りのJiuyingjiangから数えて5個目のピンXiaguanから、長江源流に繋がる楽な北上ルートがあるのを見落としておりました。
訂正前のサテライトに新たな長江連絡ポイント(中央上部のピン)を追加した次第であります。
Xiaguanから険しい地形を避けて行っても100キロぐらいで長江に至るのであります。
ルートの全体像。左端ピンがミャンマー寄りJiuyingjiang、右端が長江との結節点。近い!ようは山を越えれば直ぐに長江が在るのです。
全経路を北に展望。山脈を挟んで左がミャンマー、右が雲南省。
ミャンマー側から東へルートを展望。6個目のピンの位置は既に長江なのであります。
さすがにこれより近いルートは無いとは思いますが、大インド大中国のこと、何があるかは未知との遭遇であります。
考察継続の所存で御座い在る。それにしても、グーグルアースは使え過ぎますなぁ、これ。
継続検証
(2)雲南省の背骨
(3)ミャンマー東端から雲南省へのルート
(4)大理までの山越えルート詳細検証
(5)博南道経路の検証
地図等関連サイト
http://www.unnantour.com/tizu.htm
http://www001.upp.so-net.ne.jp/tamotsu2/chizu.htm
http://www.lit.nagoya-u.ac.jp/~maruha/yunnan/index.html
http://www.lit.nagoya-u.ac.jp/~maruha/yunnan/Map7c.swf
http://www.asia-photo.net/yunnan/minzu/minzu_map.html
http://www.arachina.com/map/yunnan/index.htm
http://www.esri.jp/~nobu/asia/alubum/1sanjiang.htm