グプタ期大乗 そして東へ

インドからミャンマーを経て中国中心部に入る最短ルートのシュミレーション(4)

大理までの山越えルート詳細検証


ミャンマー側から平坦な地形を川沿いに登りつめた町Jiuyingjiang付近(すでに雲南省内)からDali (大理)のある湖までの行程。






ミャンマー側からゆっくり登ってきた川沿いの平坦な地形が終わるあたり。
川に沿ってどんどん進んでしまうと高山の壁が待ち受けています。

(PS: 後の検証で実は川沿いにどんどん進んで峠越えをするのと2つのルートがあるらしいことが判明w)




西


Jiuyngjiangの先、Nangsong近辺からヒマラヤからの山並みの端を避けるように進みます。




ヒマラヤからの山並みの向こうの大きな川を渡ります。
その先の山並みは比較的穏やかで、都合いいことに地形の凹みは東西に流れております。





山を越えると盆地、また山を越えて次の盆地と行く。このへんは穏やかな地形であります。
川の向こう二つ目の盆地はBaoshan(保山)という大きな町。




二つ目の盆地の終わりに大きな川がある。この近辺はやや険しい山並みが複雑に絡んでいるものの、
幸い川が蛇行する箇所が平坦になっている。ここを渡って向こう側の山並みの一箇所の凹みから進入すると、凹みはほぼ一直線に大理手前の山脈までつながっております。





やや角度を変えたショット。左上隅に覗いているのが大理がある湖。
大理まで山の凹みは幾重にも同じ方向に向かってるのでルートはいくつかありそうです。
現在の幹線道が左側に通っているのが写っております。





最後に大きな川と山脈が湖の手前にあるが、凹みの流れを辿って行けば自然と大理に着いてしまう。



PS ググると、博南古道とあったです。
こうやって机上の作業で、この凹みなら行けそうだとかやってる分にはいいけれど、実際はこの区間かなりの難所ですよ。
でもやはり最短で繋ぐために人工的に開拓した歴史があるようです。(参照→ 博南古道) (経路はあくまでも可能性。
本当の古道はどの凹みを抜けているのかは分りませんです。)

博南古道(←中国語です)
分亨伝南(←現地写真あり)


大理側から全行程を顧みる。右側奥がヒマラヤからの山並みの先端。

西




ヒマラヤからの山並みを避けてミャンマ側へ向かう箇所。






大中国の地形、全くもってスケール感が掴めないなぁとの思いから、日本の地形と比較するというナイスアイディアが浮かんだです。
Jiuyngjiang〜大理は直線で約350キロ、沼津〜琵琶湖が同じ距離だった。比較のため日本地形は南北逆になっています。
琵琶湖は大理の湖を横幅膨らませたような形です。山並みが深い場所の位置も似ております。











と、ここまでやって根本から観点を変えることに?
この溝を行けばいいだけなんでしょうか。



(黄色い線は国境です。)

貴重なる現地報告↓に照らすとまずこの湾曲一本の凹みをたどるというのが浮上です。
地形の理にも美しくはまってる。実はこれも考えてはいたんですが、経路をあまり南方に下げない方がインドに近いという感覚が働いて・・; 


http://www.eva.hi-ho.ne.jp/overland/myanmartravel8.htm

http://www.esri.jp/~nobu/asia/alubum/2001/1cnbrd.htm

こちら↓の「<大理〜保山〜騰沖>部分を「博南道」という」という情報からすれば、保山を通るから最初のルートの方がそれに近いようなんですが? 
当然いくつかルートあるわけですしね。


西南シルクロード紀行第4章 西南シルクロードとはなに


PS

ということで、ググりまくって検証進展
→ (5)博南道経路の検証


たぶんこの大湾曲ルートはミャンマー主要地からのもうひとつの幹線と直感!
インドからだとやはりここまで南下すると回り道になりますからね。

PS↑大湾曲凹みの方は誤爆気味
ずっと行くと怒江のすごい峡谷が・・; 渡れそうなところは御座いますが・・; ミャンマー側の現地報告を読んでムセーという国境の町が大湾曲凹みの方向にありそうだと早合点してしまってた。検索しまくってやっと分った事実は、ムセーは雲南省Ruili(瑞麗)と国境で背中合わせの町ということ(よく読んだら件の記事にもそう書いてあるわけで)。 よって雲南省ミャンマー国境の町はやはり保山へ向かう緩い地形を背に門戸を開いているのでした。(5)に書いたけど、保山から西へは、インド直行騰沖経由の山越えルートと高い山地を避けてRuili(瑞麗)に抜けるルートの二本に分かれる模様。(結局は当初からの筋でまとまって来たのでいいんですが。) (5)参照


継続検証

インドからミャンマーを経て中国中心部に入る最短ルートのシュミレーション(1)

(2)雲南省の背骨
(3)ミャンマー東端から雲南省へのルート
(5)博南道経路の検証


地図等関連サイト

http://www.unnantour.com/tizu.htm
http://www001.upp.so-net.ne.jp/tamotsu2/chizu.htm
http://www.lit.nagoya-u.ac.jp/~maruha/yunnan/index.html
http://www.lit.nagoya-u.ac.jp/~maruha/yunnan/Map7c.swf

http://www.asia-photo.net/yunnan/minzu/minzu_map.html
http://www.arachina.com/map/yunnan/index.htm
http://www.esri.jp/~nobu/asia/alubum/1sanjiang.htm
http://www.geocities.jp/keropero2000/china/unnan.html