「花のかたち」考察展開のガイドライン(全体Map)

第一領域は東北芸術工科大学文芸ars3号〜5号(1995年〜1999年)に掲載された論文の内容に同じである。さらにその前提によって必然派生する論題が第二領域である。第二領域に関して、これを論証する各主要材料は既に準備されている。今後可能な箇所から概要を提示する予定である。


第一領域

1) 初期マトゥラー仏の構造

2) ストゥーパ期造形の構造
初期マトゥラー造形のプレ理論

3) 「花のかたち」とガルバの理念

4) グプタ仏の構造
初期マトゥラー造形理論の展開

5) 飛鳥仏の構造
グプタ期造形理論の継承

6) 法隆寺金堂壁画の構造
初期マトゥラー造形理論の継承


第二領域

1) 古墳時代鏡の同心円

2) 日本密教造形における「六角形連鎖網」の継承

3) 「花のかたち」論理を介しておこる華厳思想の密教的変容-1
「花のかたち」と「大日経」の論理

4) 「花のかたち」論理を介しておこる華厳思想の密教的変容-2
「花のかたち」と「金剛頂経」の論理(解釈的摂取)

5) 放射状構造マンダラの系譜における「花のかたち」論理の解釈的摂取と変容過程

6) 大乗の道 長江源流ルートと日本


Construction of ancient mirrors in China and Japan



歴史上の総合的展開
The Consecutive Constructive theory of Buddhism Arts and Ancient Mirrors

初期マトゥラー派、グプタ期マトゥラー派、飛鳥仏、チベット密教造形、に一貫する造形理論、および、それが大乗仏教以前の広域ユーラシアに期限が見出せることの説明。


花のかたち TOP

e-mail Jabrec-Art-Music