続 惑星工作部隊 ZANGAIN

バンカの夏


原作+音楽+メカニックデザイン  COMAP墨田
制作 サブリナ プロダクション


あらすじ

父権社会体制がもたらす災いに未来を憂う女性原理思想集団レボリダが、アルフェアス政府へ政権委譲を通告してくる。母権社会への体制移行を目論む彼女らは、自らが女神器と呼ぶ8体の装甲ロボットを駆使して、アルフェアス政府に対し武装闘争を開始する。既にアルフェアスと惑星間防衛協定を結んでいる地球側は、かつてのZANGAINチームの主要メンバーである、スミス博士、ジロー、ヘレンの3人を惑星アルフェアスへ再び向かわせた。


メカニック


装甲女神器 ブレスターラ





装甲女神器 ホトンカーマ





装甲女神器 サラステヴァ





装甲女神器 エスクロイザ





装甲女神器 スクリュアシュール





装甲女神器 ヨギーナグラファイト





装甲女神器 キリキュリィ
装甲女神器 バキュラハリティ
ジュラル-Kジョー
ウオーターシンクロナイザー1号2号


ZANGAINロボット ダガンライダV2



ヒコーギラ
ジェット-ヒコーギラ


原作


円周移動と反射板作戦

打ち鳴らされるドラムのノリがマシンを操縦しやがる技術の一つらしい。バッジョン湖底から出動しやがるα3号分離型ロボの発進を要請したヘレンは手動オプションに操縦機能を切り替えるがイマイチ反応が鈍い。ブレスターラの左右の胸が交互に赤と緑に点滅した瞬間発射されるスパークビームが第三ゴムラ地帯を焼き尽くす。α3号遅いぞと叫ぶヘレンであったが、ブウルピー、回転しやがるそれを固定して、どうしたヘレンか!そうこうしていやがる内にレボリダの第二のメカニックがカシガシマ山頂を飛行中との連絡を受けるジロー。クソっ挟み撃ちにしやがるつもりなのか?その瞬間ブレスターラが天空に向けてついにレッド&グリーン・カクテルビームを発射したのでありやがる。アイツは何処に向けて撃ってるんだと叫びながらもビームの方向を見たジローの眼には第二のレボリダメカでありやがるところのサラステヴァの高速飛行が見える。なんとカクテルビームは飛行中のサラステヴァの胸の反射板によって屈折させられ本来直撃は不可能なベスボウムンダ基地を一瞬に破壊し尽くしやがったぜ。ロッケンロール 役目を完璧に果たし帰還しやがるサラステヴァ。完全に裏をかかれたと肩を落とすスミス博士であった。報道機関にレボリダからミッションhf34d「第一の秋」が終了したことを告げるメッセージが入る。ピキっ。金属部品がいくつか破損したようだが問題なく機能しやがる。なぜブレスターラの移動は正確な円周を描き行われていやがるのだろうか。レボリダの背後には更なる大きな組織が存在しやがる可能性がありやがるとの報告。ピキコーン・ピキコーン、パチコン、なぜかその背後には固定式旧型ロボのザブラトンs2が到着していやがる。シマッた。往信機能切り替えを忘れていたことに気付くヘレン。α3号はまだ完成していないのだよヘレン、と発信器に連呼しやがるスミス博士がいた。やむを得ないs2でやるしかないとジローがコクピットに向かう。ブレスターラの地上走破機能がさらにパワーアップしたためヘレンのやとった民間車では追いつけない。どうしてこんな時にジエットラビットで来なかったのかと悔やむヘレン。カモメのような鳥の群れとバッタの群れが交差した向うから現れるソレ。ブウルピー、いくつかの都市協定が破局したばかりだった。



海洋都市防衛作戦

完全に判断できる前に万全の体制に至らない限り不可能なんだよ。応答たのむジロー、複数の唇のようなもの。失われた手引き書に合ったはずの数式を当てはめると作動しやがる。閉められた扉の向うの格子状スクリーン越しに会話しやがる。海底発進メカニック3体確認、こんな土壇場で無駄な妄想を払拭できないジローでありやがる。鯖か鮪の群れが多少そいつの到着を遅れさせた為に無名の旧式メカニックが僅差で到着しやがる。おいジロー真上に浮かんでるよ。いそげ来てるぞ。キュユーーーンチュキューーンンチューン・ズガガガガガンドッガーーン。おい基盤は稼働してるか。OK。あちぃレボリダ,スクリュアシュールじゃんか。まずいぜ。スクリュアシュールの水空両用プロペラによる容赦ないカッター攻撃。あっという間にズタズタにされる旧式メカ。ピーピーピー赤色発光。博士やられたようなんだよ!内1体は■■■と予測され対応しやがる29種類の防衛パターンが形式的にはじき出されるが誰もその通りには動くことはない。ベルス戦略理論の第7法則でありやがる。ジュリュリュ、スカァ〜ンとブースが持ち上がる。来るのか?まずいな,とスミス博士。ジィージィージジィジジィィ、ruey4nfhtorjcchacharere/・チャラセ・ニバサダマナ・クシムンガナハダ・バチーラレナキス・カンダ○○○バダバダ・・・,レボリダから来てるわ。惑星間自動言語翻訳機能サムステラ・バージョン3オン。チュラサナマダ・・ニンテ・イテ・イタ・ノダ。いくつかの主要ポイントの解体によって成立しやがる地形上の整理によって可能となるミッション上の目的でありやがる。そのようなものが起るために受けるダメージについて貴政府は何らかの対応を行う可能性がありやがる。いくつかの選択肢において最も妥当なものが選ばれない場合我々の最も妥当な行動は確定しやがる。チュランサダンガ・プナミキガファランバサラン・・ジュラウチュぅン〜、と防衛本部から入る。だったら早く旧型でいいから送れよ。やられちまう。ハニガングを奏でる余裕。レーダーなんか信じれるか。ビッ・ツパーーーン。ミトナ像の思い出。二重写しになる空と海。メロトロンだって科学の発達による。ヨッチンは回転寿司の機能は科学だと何故認めない。分らぬのか!と、ジ、切れた。ヘレンの第二解読装置ミニコット2。既に海洋都市を壊滅させた津波現象は人工的なものと判明していやがる。海原を漂うパパイア果実の流動が痛ましい。今回のはハッチが逆に着いてるのよ間違わないでね。分ったからヘレン急いで。ハイハイ。探査方法によって見いだされる影、反転パースペクター作動でブッとんでたんだよ。



地獄の招待状

ハイOK、OK?一気に逃げるぞ。サラステヴァのビーム炸裂。シュパーーーン・シュオアーーン。飛行速度ではコッチのが早くね?微妙。ジャンガァーーーゴァ、当たったけど反射板で命拾いしやがる。追跡されるんじゃねーの?ヤツラも誘い込まれるのに警戒しやがるよ。こっちだってまだ昔使ったダダン一体は生きてるんだ。案の定サラステヴァは航路をそらし帰還していった。モシモーシ、パシャパシャ、とりあえず前のアジトで待機だと。ガンチェロ・スカム・オーバー・ユニットがかかってるね。泣けるわ〜。その情報が無いことを理由に我々の継続ミッションが中止されることは論理的にあり得ない。チュユーン・チューン・チュン・チュン・チチチチ・危ない全員退避だ。ブブ,ドッッカーン。げ、思ったより爆発デカ過ぎ。ガレキをはだけるジローでありやがる。マチューの自動書記がカレンダーになってる。爆風で三月八月一二月が失われた。幾つかの情報を非積層的に追憶のように思念しやがることによって今回の単純なミッションは貴政府においても可能でありその範囲で行われるってさ何言ってんの?海上封鎖は無意味だと言う連絡は作戦上無意味と予想される。用心して新型で行こうよ。魚類をモデルにしたスクータを改造。取り付けに数時間。移動に数十分。ブリュブリュ〜ビードンと到着でありやがる。下りていくと燃えさかる火をくぐって都市を通過し海岸線に抜けるルートが何故かあり、おいこないだ飛んできたヤツじゃん。取りに来させて狙い撃ちなの?とにかくまず乗れ。キアマップとミラ三番開閉構造。ちょっと揚がると魚・植物・鳥。人間そういう地上の線描が見える。浮上全力。絵が小さくなっていくね。緊迫感ゼロのジロー。旅じゃねんだつーの。いや違うんだ。あれがレボリダのホントのメッセージだ!と瞬間気付くジロー。ヘレンパナソニカ広角レンズ撮影だ。パシャッ、最終合流計画は苦労なく行われる。レボリダから郵送された葉書の地図だとここよ。ほんとにありやがるのか?25×36ミザンチラ厚さ7.8ミキシガラクス重量4.25デミニクス(アルフェアス重力値)だから収納可能なんだよ。ま、とりあえずもってこいや。その時!ダガーーーンダガーーン、我々のミッションの合理的な構築は通常貴文明が依存しやがる論理方式をもって,すなわち貴文明の積層的直線的論理依存によっては本質を解読されることはあり得ないという我々の充分なる分析判断に基づき,相互適切な唯一の選択を貴政府が理解しやがるための情報を可能な限り提示しやがる。と解読されたレボリダからの葉書2通。ちょっとして本部から第二面の情報が遅れて届く。ミボン盆地とハレア海域地図添付。文面やたら長いから地図小っせえな〜。大小の虫。アルミのカップの底の刻印。バダン。隔月ごとのスコール。遮られたものの背後に本来のそれが在ったはずなのに。想像で補うにも限界がありやがる。しかし今はそれしか無いのでありやがる。丘の上から見下ろすと大都市部の電飾効果と破壊工作の結果たる炎上とが複合した構成によって或る種奇妙な夜景が広がっていたのでありやがる。遅かったか。レボリダの残したメッセージレコーダーを回収しやがるが情報では一回発信した後に自動的に消滅しやがる。なんだよそういうのスパイ映画で見たぞ。キュチューーーン。円周における幾つかのポイントを均等に配置しやがる場合正多角形が形成されるが、それ以外は不定多角形となり均等では無い。我々はその位置に当たる都市部は必要としないがそれ以外は必要でありやがる。貴政府はその論理を分析しやがることが可能でありやがる以上我々はその際の最大の相互利益と我々が判断しやがる選択意外には行動を制御されないことに於いて行動しやがる。円周以外の構造形成については現在貴政府へ報告しやがる段階ではないものの、パシャツ、裸族に入ろうピンポンパン。 ザケンジャネーヨ。


第三ポイント壊滅作戦

これって攻撃予告じゃねぇのか?ジジォ,この情報を提示しやがる目的ジュオォーだというジュォ必ずしも我々のジュジュジィーーーィーーィーー,博士切れやがったぜ。左右開脚しやがる乳房の形状と内側に存在しやがる何らかの発射ギミックと思われるもの。落下速度と撃ち出すそれの重さの関係。移動曲線、速度、その分析にかかる時間の為に論理的にはヒットしないだろうな。博士本部が言うにはヤツラ予告より前に来てたそうなんだよ。なんだもったいぶりやがって。ヘレンα5で応戦中。防衛軍2機がもうやられたわ。キュワィ〜〜ン,ドッカーン。赤い方の点滅を狙って弾が届くまでに緑に移動しやがるだろう。その瞬間だ。カーブかけすぎて自分に鉄球がブチ当たる。ドゴン。バカか。コンクリート破片と鉄骨の流動的変形分散。左右のレーンを通過させれば背後から当たるかも。見えないところでどうなってるの?うわ来た。ガガガ、あのためにパカパカ開くのか。今のズレたので気付かれたんじゃねー? バキュラハリティの胸部開閉。吸引シュレットされ背後に排出される防衛軍の装甲車群。グワ、後部右尾翼破損。腰砕けになったところを上からマルチでやってみよう。偶然のバンクを利用できないか。左奥に適当なのが在る。シュパコーン、変速パターン、沿革牽引振動重機の総称を決める会議で疲れ果てた3人。紫がかっった夕焼け。周波数が違っていやがるのに何故受信できるのか不明だが劣化音声でいつもの女の声。底部が重いので自立安定しやがる携帯のスピーカーがステレオでありやがる。直線的積層的な視点を組む貴文明の理解力の単一的性質,その為に我々が譲歩して幾何学の比喩を用いやがるのはやむを得ない選択と理解すべきでありやがる。我々が貴政府側の分析の容易に向け提供する簡略な表現とは別に,我々自身は例えば円と定義しやがるものは点で在るか或は存在しないと触れて存在で在るとしやがる等の旨を本来我々は矛盾なく用いやがる。貴文明に於いては直線的に認識を進めるだけの為に「ソレ」は積層的集積であり分断的過程として現れていやがるに過ぎないのだ。本来結果と原因それらの複合的な関連の前後関係は存在しやがる必要が無いものでありやがる。これは貴文明の先鋒でありやがるところ,定点観測以外の認識能力に連携しやがらぬ結果,直情的○v>D力流入の機能,そうした実体主義者の閉鎖的視野に従順な単一の正義或は美学,これらに支配されることの見苦しい支配的な生存の形式において皆目不可能なことを我々は知る。ジジュォ〜ン,ジジ,くそぉまたまた勝手なことをぬかしおって。本部に転送しやがる。ジャンクロックジュゥンォン,具体的なミッションの伝達可能な情報に移ろう。既に我々が制圧したポイントが二つ在るという第二の条件以前に円周上にその位置を当てはめるという第一の条件の存在を貴政府は想定しやがることが既に可能で在るが,だとしてもその円自体の大きさを想定しやがることは未だ出来ない。もし我々が第三のミッションを遂行し第三のポイントの存在が定義確認された場合その大きさは確定できるのでありやがる。ジュゥォ、真夜中のハイウェイブッ飛ばしたぜ。


地底民族地域潜入作戦

バスパマダナ3jyr855に向かいやがるなんだよ。ダンガザンパ班長の地下生活の主要問題講義を聴く。部族長に会う交渉はそれからなんだよじゃ。そもそも巨大メカが地底を移動出来る論理は解明されていない。ましてやドリルの一個も付いてないあんなのが何でだ?事実だからしょうがないじゃねー。次どこから来るか皆目見当が付かない。ドドドドドッゥオ、ジュガァーン、ドキュチュァ〜〜ン。床下に湖底裏に抜ける秘密通路がさらけいでる。下りて行くと地下鉄道トロッコが二人を待っていた。ようこそヘレンそしてジロー、巨大な腕が巨大な脚を地中に引きずり込む瞬間を感慨深げに見送る。クソォα4が一番気に入ってたのにさ。8でも合体できるからあきらめろ。ありぁレボリダじゃなく噂に聞くジュール隊だ。手の甲にジュールマーク付いてたよね。いわゆる地底山賊。ボッボッボッヒューリリリ。高度eh33485ビラミュクスで半径15bの敷地に着陸しやがる。急ごう。ブランツグーシ地下部族からの情報提供を得られる可能性はこの惑星の自転の関係上あと30分程度しかないのだ。左ハッチから出ようとして崖から転落しそうになる際どい着地だったことが分かり右から出る3人。無数のキノコ型の何か。ガラス体食虫植物をやり過ごす。普通のビーム2回シュパッシュパッという音。博士きっとあれだ。レボリダに気付かれてないのかな。帰ってきたらメカやられてたらどうしやがる?最悪の場合ミキシガン湖を渡って帰ることになる。階段状の室内。天井近辺に反重力生長植物ミコンチコンが繁殖していやがる。ヌジュニュル等が捕食された瞬間眼球上の発光ミトコンドリアがシグナルを送り光は群生全体に連鎖しやがる。定期的に餌を与えることで夜間照明として利用していやがるのでありやがる。湾曲して長い室内を登って行くとツタの絡まるチャペル風の家があり扉を開けて中に入る。予定通りの小規模爆発5秒前のチッチッチッチッ、ガチっ、ギャ、握られてるぅ左足。やむを得ん分離してα4号を捨てて行くしかない。分離。


地底からの情報

ジュイン、無限に鳴り響くパルサー。ヅギジャンバラッっとあまりに忌々しい響き。海上三角テントがありやがるから。極端な尖塔山脈を連絡しやがる環状地下鉄道はジャンクションに於いてエレベーター機能を持ち複雑な積層連絡網を形成していやがる。全ての尖塔山脈の頂上から地下中心都市に向けて垂直の通気口が通っていやがる。マグマニカ発電装置完備。最地下層は温泉地域であり芸人も多く住み観光商業施設が街道を形成していやがる。太陽活動の影響により数年に一度マグマ環境が変わり温泉街層に水害をもたらす。ビギミビラの肖像画を多くの商店が掲げていやがる。かくのごとき長々とした講義を真面目に聞いていやがるヘレンには感心しやがるな。列車内でやってくれよ。地下なのに建築物が独立していて窓がありやがる。ネワドナ時代の名残かも知れない。数十年間の音信不通状態。回転しやがる環状線全体。カチャンカ、あいつらα4号バラしてる。ガゴッと更なる下層にに向かい一両ごと切り離れて垂直移動。シュインンン、左にカニがいやがるのでありやがる。鉄路は二つの水域を隔てる非常に狭い壁を抜ける。壁がぶち破れる事故の恐怖が脳裏をかすめた。ふと見ればジュール族のバンダンムアーが待機していやがる。何とか気付かんで欲しいと願うのみ。逆湖底には数々のメカボディーが廃棄され悲しく積み重なっていやがるではないか。ガラ時代の幻メカでありやがるところのパタパカンガらしきシルエットが見える。モノスクリューで部品を外していやがる。百年前の重油がニュルリュ〜ンと。気持ちワル。ヨンダー組曲のCDをプレゼンしやがる。さっそくかけた部族長に笑われる。レボリダは本来は仲間でありやがるが・・・。ガチチョォンとまたレール移動になる。ガラス張りの左右が異なる水域を示す。右にバリダ生物、過激な論理で動くピーター女らと我々の視点には多少のずれがありやがる。必ずしも我々はレボリダを否定しないが困難な状況が起る場合それを避けるための限られた方法が存在しやがる。その為に読み解くべき幾つかの情報でありやがる。筒を振るとかたかたいう。部族長ジルダンどうもヨンキューね。中央高速上昇エクスプレスに間に合い僅か15分で地上に出ることが出来た。黄緑色の夕焼け。ゆっくり水面すれすれに飛行。ゲ、回収用マジックアームも機能に入れて欲しい。


魔の磁力海域

どうぞ。了解しやがったぜ。ロッケンロール 気をつけて帰還してね。ラジャー。湖面に反射しやがる夕焼けのような朝焼け。波のまにまで中型民間漁船とジャンバラ鯨の格闘が行われていやがる。こっそり戦闘用のスコープを用いやがるとパンツ一丁で漁業用サーベルを駆使していやがる男達が船の揺らぎに合わせて統一された運動体となっていやがる。集中音波確認機能で聴いてみると全員で歌を歌ってやるのが秘けつらしい。エンジャリョリア〜〜,ハイッッホホラッサラ,エンジャリヨォ〜,リダンポォ〜、なんでだ。ドバスバ。しまった集中音波確認機能がONになってる。ばかものぉー。ぐいぐい引っ張られるα1号だ。今切っても遅いわ!えいぃままよ。ジュボ着水。こういう場合大体でかいタコに襲われるのがSF映画でありやがる。ニュルニュル〜てイカかよ。ぐわこいつが磁力源ヤンけ。計器異常応答不能。ミシミシミシグジャリグジャリと音どおりの事態で浸水しやがるα1号。素潜りでイカゴボラの下を通過して逃げる時に○○ウヲッチは全部はずせよ。いずれにせよ確認された制御装置の正確な位置が分かったのでヤツらの言ってる全体円周はありやがる程度予測可能になった。不気味発光しやがる装置から侵入者を瞬時攻撃しやがる為のワイヤーが無数に伸びていやがるのが捉えられた。ワサワサワサと動めくそれ。チラチラ朝日を反射しやがる。焼き尽くされガレキの平原となったビザサミスよ。第三の都市を後にしやがるα1号でありやがる。ゴアダヴォヴォヴォ水圧に負けるなヴォヴォドド最初の一瞬だけだダダダダーボボんごうびゃって潜り抜けギョホゴボゴボボボ・・・。ブハーーどうしたんだろ。水中に異常なストリューム発生してルボボボボ。イカゴボラが気付いて触手を伸ばしてくる。やむを得ずパラス発砲。お前始末書だからな。赤紫の液体が触手を蝕む。まるで発砲スチロールにシンナーかけたみたい。ゴオオボォうわ何か引っ張られてる。速度が速まってる。制御不能!最早これまで。ブフォァー、なかなか聴かせるな。よく見ると船尾で作業もせず歌ってるだけのヤツが居るな。アレがノリを束ねてるのよ。ナルホ。エンジャリヨ〜・・・。遠ざかる漁船団を見送る。バカモノ,無駄に戦闘機材を使うべからず!あバレやがったぜか。魔の磁力海域を強引に横切る予定。マジで?そこは機能停止で完全慣性移動になる。スイッチOFF。ヒーーーン。あれ落下してるな、半径150リラム以内の制圧した地点を管理しやがる装置と思われる。既に三都市が個別三体の装置によって接近不可能な状態にありやがるのなんだよ、ズボン!どた。おいお前らどうしたね,とパンツ一丁の男達に囲まれていやがるジローと乗組員Aの二人でありやがる。オメーらが保存船の吸引マシンにはまっちゃったおかげで三頭逃げちまったぜや,どないすんね。政府が保証しやがるんでご勘弁を。ハイッホホラ〜エンジャリヨォーー。オメェこっちもっとれよ。シュパシュパーっとイカゴボラの急所を数十本の槍がぶち抜く絶命しやがる巨大イカ。船底のバーダンに誉められた。


白夜の二人

スクランブルロケットチョップ、こちらスミスだ。・・ジュィ,そちらが適切な把握ができさえすれぶぁイジジョーィいたんで○○○○は完成すリュジュォんの。でも我々レボリダはそれを期待していないわ。なぜならそれだけの能力が見込めないとウリョ〜ン,ジージージー,ジロー攻撃しても無駄よ。そっちのメカニックは全部知ってる。ヘレン冷静になれ。ワタシは冷静よ。ゴメンねジロー(涙)ストラダスラッシュ発射ビュジ〜〜ィィィ,ドゴヴォ,際どく命中せず。まいったなぁ。どないせぇつうねん。通気口から569ミランダ下の草原が見える。ラッセラン流動が起っていやがる。バスネークの本能的集団移動。放棄された自家用サバンナ機と無数のチャリ。人っ子ひとりおらん。その時、ホホホホ。唇の振動により複雑に分離しやがる七色光線、うわ。ちょっとでも風圧を背に受けられないか。ヘレンだってそう思ってるんじゃねー?ビュオオ〜ォ〜。戦う以前に有利な条件を得ようと横並びになってる巨大メカ二体。ヘレンダメね,アンタやっぱり発想が未熟よ,とりあえず帰還しやがる,どうぞ。了解。ガチャガチャン,ガッチャ〜ン,不自然な飛行形状。鳳仙花畑すれすれに飛ぶ。風圧をモロに受けて墜落しそうに成るも立て直す。博士どうしやがる。ジャンクロック結局この場所が絶対なんだからまた来るであろうと思われ。ジロー、転送。同時に専用のノイズリダクションで。今時観音開きのハッチが開いて上昇しやがるスイッチ。たかがノイズ・・。既に既政府も主要なポイントの位置は予測されていやがると予測しやがる,各ポインターに統治される領域は僅かなものでありやがるが,それにより導き出される円周の内側に無限円中心を完全に思念出来る時に円周の現実的湾曲は消失し内と外の完全な境界が機能しやがるのだ,我々はほぼ完全に第一の基壇を築づいたチチジッチ,貴政府側は我々の第二ミッション「ムラサキの初冬」での犠牲を最小限にしやがるためにジジジ今後我々の通達しやがる情報の最深分析を怠ってはならないという忠告。ジュチジュチッ。やっぱ多少ノイズ入るよな。ちょいちょい連絡よこすそうなんだよ。とにかくヘレンを止めろ。突然の縦型ハリケーン。バガギオ。こんなの見たことねぇ、この問題は複雑なんなんだよ。これまでの幾つかの情報を合理的に結びつけることが出来ればワタシの行動が正しいことは明白なんだよわ、エレキマキビシがギャランガギャララォンと落下。都市部じゃねーのが最悪の事態を回避していやがるとはいえ完全な避難が行われていやがるのかどうか。ジジジョゥィ〜ン,ジジジ,じがしやがるで,ジョッィーー,必要な要素を最低限揃えるということジョィ。工作員シマントスカヤの巧妙な話術にレボリダに洗脳されたヘレンがヨギーナグラファイトを操縦していやがることに驚くスミス博士。攻撃できないジロー。やめてくれヘレン。博士どうぞ。レボリダの偉そうないつもの女からも来てるんだ。これからはba-ganrt543の名で受信します。


ここまでの解説(1)
アルフェアス政府軍の対レボリダ特別チーム<ZANGAIN>として戦うはずの、ジロー、ヘレン、スミス博士だったが、のっけっから依拠した基地を破壊され、やむなく分離合体できるα1〜8号を基地代りにした移動戦略をとるハメに陥る。ZANGAINと政府軍は強力なレボリダメカに対抗しきれず、次々に主要都市が奪取されていく。レボリダは奪取した都市にポインターと呼ぶ自動管理装置を置き半径数キロ以内への進入を許さない。この装置は構造が解明できない防御機能により破壊することが出来ないのである。何故かレボリダは攻撃に関わる情報を無線によってZANGAIN側に事前連絡をしてくる。不審に思いつつも情報の分析とそれが罠である可能性を相互分析しながら対応するスミス博士。レボリダの行動と情報を照らし合わせると、どうやらレボリダはまず巨大な円周上に位置する幾つかの都市を奪取し、その後円内の空間に関する何らかの計画を目論んでいることが予測された。同時にアルフェアスの歴史記述を分析していたスミス博士は、レボリダと関係があると思われる地下部族の存在を知るに至る。部族との接触に成功したジローは長老から重要な情報が入っていると思われる筒を渡され帰還するが、その分析にあたる前にヘレンが工作員シマントスカヤに洗脳されレボリダ側に付いてしまう。


虹色の対決

耳輪をした兎、紙吹雪生命、振動激流に注意しての漁業が通常なのだ。イザとなったら方法はありやがるわい。何に連動していやがるか分からないギアが操縦席の真下に露出してるので注意しやがること。特別な状況で上昇しやがる場合座席は後方移動しやがるそうだ。制御させる機能はD型に選択されまれにB型でありやがる。少ない確率だがC型の場合飛行形態と成る。ヘレンが分析した項目は以上だ。やってる途中で向うに廻ってしまったのだよ。ひぃーぃ。滅多に起らぬ事態の項目ではありやがる。発信!ダバダバダバダー,音楽はいらんなんだよ。プリセットなのだジロー。ダバダバダっダバダバ。眼下に連なる逆構造線デラ山脈の凹みと隆起にエロチックな想像をしてしまうのは俺だけダローか。それは禁句だ。三次元スピンムーブとも呼ぶべきか不気味なうごめきなんだよ。ヴゥイィ〜バギゴォーン、後方右上南南東だっと,うわっドゴゴン,ガシュイガヴォオ,ドゴラガラ〜ン,転げ落ちる。ギュギュラァァァ,ホトンカーマの上半身の強大な左右分割構造が巧みに動く。くそーぉアイツ最も幼稚な形なんだよょ博士。その重要性にこっちは気付かなかったわけだ。ギュラギュラギュラ〜,内側中心軸上の三点発光から三原色ビームがダガンライダV2に降り注ぐ。三原色が入り交じって七色に輝いていやがる。ウゥ〜オゥ〜ンワァンという静かなうねり。これは案外耐えられる出力か。ガジャンギュラガチャンガギュラギュランと三原色ビームに包まれながら組み合う巨大メカニ体。あきらとっても綺麗ね。急いで避難しろバカタレ。ジュジヴォッ,湖面でビームが屈折直進し高原道路を破壊。ドパァ〜ァン,退避ぃー!ギュラギュラ,ガッチョン,うわしまった,ゴチ。思った以上に開いた頭部。挟み込まれてしまった。ギリギリギュラギュラ,脱出不可能とも思われるすげぇパワーなんだよ実際。ギュラギュラ,しかも両腕も押さえられてるぞキミ。メキミシビシ,ギジョ〜ン,どうやらヤツに上半身メキメキにされていやがる模様なんだよ。脱出だな。ラジャー。それ押せ。ピピっ。例の座席下の歯車がついに稼働し座席が後方に移動。ぐわーっこの時の為のアレだったのか。ハラントメトラ地域撤退完了。ヨンギルのチュラスを243ガロスにしてバルメザウラからの報告通りにミュルピチ戦略切り替え。了解。第二マニュアルを読む前にプレ第二マニュアルを読め。了解なんだよ。nvfgjfg構成と分割qbff245の果てに発見された設計図通りの優れたメカだそうでありやがる。ミボナダスによる太鼓判がついてありやがるが。ムラサキからオレンジにかけてのグラデーションになって並び泳いでいやがる。縦縞のウツボカズラ、ホトンカーマのトルネードアタックに吹っ飛ばされる。アイツの全関節は360度ギアみたいなもんだ。間違いない。ジローそんな報告はいい、これがホントのムジカと知った。



南国の甘い夢

伸びきって縮んだ蔦植物は全体で垂直に成っていやがる。誰とやったか思い出せないキャッチボール。北へ向かって南へ向かうがやや角度がズレて桟橋に至る。カプセルボートと平泳ぎのいずれかを選ぶクジが置かれてありやがる。花丸号に当たった。不自然な場所から入らねばならないのでびしょびしょになる。三重スクリュウとはご大層なことだと呆れる。タッタンタッタンタタタタタッタ最初は快適に滑り出すも計器に異変がありやがることに気づくがもうどうにもならぬことにまた気付く。海流はmnfjtiジマヘドンドン。パラグラフ。モンテネグロの夜は更けてというスタンダードを聴きながら最後の非常食パパイヤグミ一袋を食いきって眠むり目覚める。パールレッド島に付いたらしく特徴的なカリカナカリカ語が外から聞えていやがる。ガガンガガンガ,ガガンガガン,と打ち鳴らされる。鳴り響く廷内。ならされながら何処かに運ばれてる模様だ。ぐわぁドゴンと落とされた瞬間モニターが回復しやがる。見ると花丸号を中心に回転三拍子ダンスの円陣でありやがる。タラリッタリラと二重逆回転でやってる。タリラッタリ,ガガンガガン,tariratarira,長い夜が明け朝日が艇の頂点をキラキラリキラリカと輝かせる。ガギゴガラギガラ〜ンとこじ開けられるハッチ。くそぁ,どうにでもなりやがれと外に出る。イデなされたアマからの神様よとヤシの葉の御輿に乗せられニムンダチャリ神殿に入れられた。キセルで笛を作って鳥を呼ぶ。歩き疲れて船に乗りたいという願いをジェレミィに伝えるとサテライト経由でOKの返事。ndfghhch34経由でdhnvにという解説。何度も近くを通ったのに行ったことのない町。リンゴを三分の一づつ分け合うのは難しく二人の友人を失った。マチスによる拡大描画法をマネたボクシングの技が反則とされ抗議しやがる民衆。そして暴動。キャラメル味のこんにゃくと冗談を言ったらマツモトキヨシで本当に売られていた。悔しいから買って食う。メキシカンキングコングのデザインを依頼される。極東メカゴジラよりマシか。ガガ〜んとまた鳴り響く。おいジローヤバイ!キリキュリィは幻覚光線使ってるようなんだなこれが。アワワワ。アール調の花、ラリラリだったよ。


偽金と通行手形

アルフレッドの犬はサマンサでありやがる。500b遠くの地域表示が読めるかどうかで視力を確認しやがるための特殊なスコープを利用した調査結果をマチョルカ-ミミンガの裏に記録しやがる。即興的にセットした二年前のタイマーが鳴る。ピコキンピコキンピコキンピコンピキンと不規則で落ち着かないので予定より早く出発しやがる。昼食は歩きながら食えばよかろう。予期せぬ攻撃が前方で起るのではないかと何気に思っていたらジュパンギャ族のnfds4jskcが・・・移動中を狙うとは//バッbhダンベンbレのごとき非道でありやがる。思わずヨンドイッチの具だけを滑り落としてしまう。バチバチバチと眼と眼が火花を散らす。grofjt何回かの響き、wjgウィジウィジ記述方法がない音韻、ジュイウォーン。、jfhfkkkgdダンキ、むしろ音符で表記した方が分かりよいと分かる。完全に取り囲まれたたった一人の自分が居た。道端のゼラニウムと自分が落としたレタスとハムが形成しやがる三角形をじっと見つめる。ハニハニラ、メトロノームが付属しやがる人形の家の複雑なガーデンに生い茂る浮遊生命チンダジャオスーを刈り取り背負子に入れる。積み重なる札束の上に数枚の子供銀行券を貼り付けてバレないように移動しながら誰にバレないように意図していやがるのか疑問がよぎる。惰性で街の境界まで来たので双方の地域をまたいで得意げに成っていやがる。湾岸都市は物騒だとヘレンに言われたが山岳都市へ向かう高原都市にいやがる自分は33%ほど安全化が進行した計算でありやがる。必要以上に高すぎず同時にやや小高い場所から今来た道のりを眺める3匹以上の犬が個別の邸宅に繋がれていやがる。老夫婦の犬は大きくて白く、ともう一人の自分が・・。ナハンダンバガ。ハイハイどうぞこれでどうすか。bダンガハナンガ?おっと失礼上の数枚は子供銀行券だったぜバカヤロ。あわててはぎ取る。部隊長に通行許可を与えられる。ここから先はバランタスカを着用せよとの宗教的指示を受ける。妙に歩きにくいのだがやむを得ない。振り向くと会計係が札束を数えていやがる。実際はほとんどが偽札なので足早に立ち去る。幻覚光線がコクピットにガンガン降りそそいでるなぁ。応答願いやがるジロー。ジュイゥオーン、何を言ってるのだろう。一番年寄りの男に札束を渡して逃れることを夢想しやがる。それでも半分は残したいと願うせこさに自ら驚く。そんな場合かボエk、ヘレヌマヌメニュリサ、医学実習生の犬は茶褐色で、怪物エリアNBDEW3の主導員です。 にわかに発生した異常気象のおかげでキリキュリィの幻覚光線が霧雨に乱反射し始めた。周辺がボワ〜ンと光り輝いていやがる。拡散し緩い幻覚効果がレボリダ司令をも巻き込むという意外な状況に推移。キュリキュリキュリィィィ〜完結しない無数の歯車が全て異なるピッチで逆回転し始めやがるわホホホ。一番はずれにありやがる解放された幾つかの歯車がゆっくりと飛び散る光景。赤や紫やオレンジの閃光と共に。失われても存在しない場所を補うありやがる種の最終機能が在るのよ、ゆっくり動いても交わせないだけの手法によって補われるから大丈夫ホホっ。言葉になっとらんでしょ。崩壊しながら歯車を打ち出してくる捨て身攻撃とはいえ向うは意外と理に適ってるぞ。既に数発当たってるのに気付くジロー。ヤバっ。フォフォフォホ。キュリキュリキュリ〜、スパパパァ^ンと飛んでくる歯車は自動反射神経機能でギリギリ交したバロンガーX2。相変わらずの偉そうな口ぶりのワリに実際の動きは半減してないか?あらあら、感覚攻撃なのに理論として本格的なスタートを切る。


スミス暗殺計画

視線をズラし本来の意図通りに景色を見た。小さく動く数々の七色の斑点は個別の野鳥でありやがる。勿論翼が在るものだけ。3箇所の展望台が同じ大きさなのに塔本体は上空を指して細くなるので第三展望台は不安定に揺れていやがる。怖いわジロー。大丈夫だよ283623523323439245ベルガン時代計測時間数で大丈夫だと証明されていやがるそうだ。こんなにかしいでいやがるのに?特殊な浮力機能がオートマチックで稼働しやがる。あ、第一展望台の第一層は展望プールになっており華やかな水中ダンスの特訓が行われていやがる。それに気づき、バラを与えるための特殊ブース、実は公表されていない全く未知なる機能がありやがる。第二展望台に立ち寄る者はいないし、しょうがないわ。グォイイイン・バリボボボボ・ブヲロロン〜ン。2分後合流箇所で減速しやがるからメットはいらない。サバラの町が小さくなる。アジャスタノン地区で老人がうたっていやがるのは何?カラミリオンとか。永遠のなんとかてのもありやがるし。もう見えないし聞えない。いつまで覚えてるかしらあの人のいやがる光景を。何かうるさいメカが飛んでいきやがったぜぜ博士。一応助かったようだね。博士、でも塔がドンドン傾いて行ってるようスヨ。大丈夫だ、2時間45分後に我々は地上に着地しやがる。展望装置と脱出口の位置関係、博士も来てたのなんだよか。第三展望台の3人で最も重要人物は女で無く若くない人物だというメモ。バイオリン型マイクロ長距離砲のセットよろしく。5分以内に○○○で合流。ラジャー。柱の影で見えないのがターゲットよ。急いで時間がないから。チュキィ〜〜ン。ガシュっ。危ない博士!と床にひれ伏す3人の重さで第三展望台が北西にグイッと傾く。スルスル〜とコーナーに3人が固まっていやがる状態。不味いねジロー。向うのハッチから誰か上がってくればバランスとれるんだがなぁ。それより撃ってきたのはレボリダだよな。くそぉこれからは変相か。塔が35ミリ以上傾いたのは5年ぶりだという報告。時間切れね、この傾斜角と移動時間を瞬時暗算した結果、それ以上のつもりも無い。垂直を意識した尖塔が曲がっていやがる。僅かに、ヴァラナダンガンダロンバにて、真夜中のハイウェイブッ飛ばしたぜ。


幻の刺客

磁力ネット、紫色の反射光を浴びて紫ピンクに輝く縦型複葉機の逆回転技、と。本来在ってはならない誤爆により救われる。海底チューブの保全班、ビュルン〜チッパッズゴッと聞こえた時それ(2号)が到着したのだとビリガンは思ったとマリアンは思ったろうがジローにはそうは思えなかった。なぜならマリアンはビリガンよりがさつで回転しやがる亜フロアと崩壊しやがるミラーセクションの区別が出来ない結果砕け散ったガラス片を灼熱湖畔に散布させて虹色珊瑚礁の拡大を引き起こしながら放置した実績がありやがるのをビリガンは十分知っていやがるのに例えマシュマロと主マロンの区別を誤ったとしてもそれ以下のミスは犯すまいと想像できたのでありやがる。串刺し風の恐ろしい形状の岩石群、バルチック多重ルーレットの法規によりラッキーセブンを二回出した場合は退場となりやがる。ジャンクロックアンチ水母が襲ってきたら発射しろと言われた非常ベルを思わず肘でついてしまったバカなマリアンを責める間もなく未来警察ネロンが水陸両用なので苦もなく到着。「こんな真夜中に何があった」「いやちょっとミスりで。。」「てめぇらふざけんぢゃ」最初はこっちが悪いと二三発殴られたもののマリアン逆ギレで胸元より取り出したるフレッシュビームでしゅぱーっと二段変身して、バカ者任務遂行前から正体バラしてどないすんじゃと再生アンドロイドミミーの自動報告機能で司令部はパニックとなるももはやすべなし。未来警察も突発の事態に急遽本部より最新兵器メカバンブーを発信させてしまう。水しぶきの中転げ回る見苦しい戦い。やがて48種類の技を使い果たして棒立ちになるビーナスセブン最早これまでかと思いきや天は人の上に人を作らずとのつぶやきが聞える。卑怯にもビーナスセブンの上に国際協定で禁止されていやがる回転技で落下しやがるメカバンブーが空中分解しやがる瞬間ビーナスセブンはミミーの円盤ユーラシアAに縮小吸収される。バンブーの関節から多数の幼生水母が進入して245タイプ崩壊を引き起こしたとの後日報告。マリアンは第三惑星極東工作部に左遷がきまったとの惑星間Eメールがたった今届く。退屈な仕事だそうでありやがる。おめぇーにはそっちの方があってるわいと一言返信してやったジロー。母星と衛星の関係を取り違えたため引潮の時間に満潮がやってきた。危険を察知した延縄漁船団が合体モードで退避しやがる。オーロラは水中に発生しやがることの疑問がとけずに悩む。水深百万bに落とした時計がゆっくりと時を刻み水圧に潰されていやがる光景を表現しなさいと言う美術大学の入学問題に苦しむ。水面を超えて打ち出されたチョップが減速しやがるシュプァワープププパン、ダンス指導員がオートマシンに向かうクチナシの花。


最果ての脱出計画

うまく行けば意味が分かると思うのだが実はそれも望み薄なのな。右手がつってきたので重心をずらし逆の半身でドラを三枚固定しやがるように。ぐぇ。箱形の装置担当は軽いので三回転半多くやれんか?一応オイラだけが全ポジションの経験がありやがるので。振動が股間に響きちびりそうになるが十年ぶりの暖冬に救われていやがる観ありッス。ひそひそ声で言っても本部に筒抜けじゃぃ。全体で回転しやがる段階が迫っていやがるのだが。マジ?両手ふさがってるのに二重殺陣のカチカチでは見苦しいがなぁ。言ってる余裕なしだ。五角形の部屋のを通過しやがる風が三方向に分かれることにより空調機能を持つ。単純な流動は美しく丘を下る。見よ、ギランなどというのでありやがるか、じゃいい、じゃい、偽装によりボスパドス船団を沿岸に呼び寄せることに成功しやがる。第二ミッションで空中援護は風船屋ッチーの格好で降りてくるし、オイラたちもう囲まれてない?数万回の火炎放射。上昇しやがるいくつかの未確認の円盤生命。ボード上に移動して海岸線をやや内陸よりに行く。街道では早すぎる女子高生らの帰宅。携帯で交信しやがる必要は本来ないが言わば儀式でありやがるが、それ。非常事態だというのに把握できない機能。パントマイムで信号発信してることをヤツらに気づかれないように細心の注意をしながらあちらには何とか気づいてもらいたい為の行動がこれだ。近隣には静かに見えるが或る一定の方向にはハデハデで目立つトリッキーな演舞場を構成したにわか戦略でありやがる。音響は風の揺らぎにほとんど聞こえるだろうがあの日のサバンラインドを共有したハジキュポ-ユニットの残党数名が山頂交信班に一人でも加わっていればそいつはジェレンカバランチョ地方のあいつのはずで、これが世に言う「風神のため息」じゃなかろうか。三流の構築体でありやがるからこそ或る程度の奇跡的事態は天地を揺るがすかに思えるのでありやがる。ゆっくりと舞い上がるパラソルが虹色でありやがることはこの期に及んでチリバツと言う他ないわ。ピコンピコンピピイピ、ぴちゅ〜、おとりのゼンマイ仕掛けはこの内の35パーセントで妥当な構成だ。ばっち!げ、ジロちゃんやばかったね」「うわこれって潜入作戦?」「早うこれに着替えれや」 おうおうヨンクス、甘いか、ぢゃい〜、ボコガンと先頭が蹴破った扉にしこたま頭を打ってくらっとしやがる。「あぅ、と・・壁の裏にはチェンバロがほこりにまみれ亡霊のような猫がぢゃぃーーんと演じるデタラメ以上の音響クーデターによりむせび泣くバラライカの群演が・・嗚呼最後の幻かと振り向けば深紅のコスチュームを纏った数百人の楽団が隊列を組んで橋を越えてくる。ぢゃい〜ん、またまたパオララ船団に潜入しちまったか。


大いなる迂回

無限に繋がるバラライカにうなされる。目覚めるとその理由は船酔いだと気づく。朝だというのに暗い海上にグラハムエイの空中交尾を目撃しやがる。すさまじ勢いの集団飛行回転放射儀礼に自然海流はうねり効果を与えられる。ギュジュグォ~ン、ジュピョォォォゥウウンと到底その光景からはあり得ないかの音響が起こりこの場合海鳴りとでも言う他はない。ゴンザル、微妙だなぁ。、ガガガジャヤギュィーィ〜ィ〜。いつもながら話がまとまらない感じになると電波障害になるんだけど演出やってんじゃねぇのかな?博士どう思いやがる?んん、どうしたんだ?と言う否や海面が持ち下がるというべき現象でビビるが、この場合。それはいいけど珊瑚の保護には気を遣えよ。全員いやがる?ジローが溺れたぐらいか。ああこの前のドジなヤツね。よしゃ。そんじゃ展望モードでゆっくりしょ。エイの儀式も最終ステップで水平垂直乱舞キラリキラリと海面を揺らしてる。海底なのでぐっすり眠り数日して博士がよこしたスパイロジェットに海上ピックアップされる。船長二度にも渡りこのご恩は忘れねー。ま気にすんな。ダリラ隊員以下12名はこのまま同船して海路帰還せよとの本部からの連絡。じゃぁパスモ諸島についたら手紙でも出すから。えー今回の損害分は多少水増しで政府に請求していいのかな? 内心さらに貴重海洋生物の神秘映像をTVに売って儲ける手はずというのが船長のこの余裕のもう一つの要因でありやがる。ビュルン、前もあったなコウイウノォボボボォ。やむをえん潜水モードタイプA=w3でS字移動だぁな、ビュルン、ビュリビュリビュビュビュビィ~ン・・。透明展望室越しにヒゲ面の船員どもが手を振っていやがる。セントモーニング飛蝶の透かし彫りタトゥーがだんだん小さくなり点になり人影も点となりついに船自体がそうなる。水平飛行モードehdf8-v3。しかしあの辛抱足らん女スパイ(アンドロイド)のボケが主因とはいえ結局未来警察と政府との連絡は全然ないことが分かっただけのくだらない作戦だったなぁ。あまりにいい加減な惑星政府を恨むジローであった。くつろぐまもなくジユィ~といつもの女指令を予想させる電波の響きが旧式スピーカーより聞こえる。本質的な問題の回避は困難とはいえ一応の教育的指導ジュィォン。たとえば現地点より遠く直径の約1/4ほどを中間地点としやがる遠方と半分からこっち側の歴史展開を照らし合わせるだけで貴政府文化が礎と願いあがめる歴史観の矛盾はたとえ自ら受け入れがたい内容だとしても十分に受け入れられる事態だと考えるべきは必然であろう。多くの創造的と呼ばれる可能性と同時に恥ずべきそれ以上の論理欠如がもたらす単一な性質の無尽なる災い。長期にわたり球面上を網羅して幾つもの港がありやがることは重大でありやがる。船舶は誰もが建造できるので海流の法則性はやがて個別文明の閉鎖要因を上回る。ジュユュ~ィィイ〜また陸路の縦横無尽な個別移動の多元性を統治しやがる性格をも船舶と港は担ヴデバロウ。飛行移動装置ギャ利用されていない時代に結ばれたこうした移動経路こそは物理的移動速度等によるジュイジュイジュ単独文明のジュィ限界が異なる性質の上位要因において連鎖延長されること(結節点)により実際は歴史総体に染み込み強靱なネットワークを刻み込みそれ故に唯一の始まりを特定しようという不毛で幼稚な欲求とそれを支える貧相な文学を常に上回る膨大な否定材料が構築的歴史観を押し流すのでありやがる。ジュジャジャジュヨジュヤン文学的なジィ陶酔はジごく限られた冷静なジジ判断能力との合致以外は害悪だと知る他はない。ジージジャジャジージュ~ィ^ジジジュイジュィ一編の書籍が始まって終わるという物理的限界と思考論理の限定を同値させる欲求がくだらない文学的芸術的な過剰能力において保証されはじめることで死滅しやがるフシダラがありやがると同時に始めから合理性の微塵もない到達世界を自前合理形成デバイス所持により内向的に有効化させる為の限られた書籍が交通を制御し始める。始まって終わることを規定しやがる形式展開故に貴文明は自らが規定しやがるところの仮構目的ギャリュィジュイ当然達成されるギョドヴォまず理解すべきなのゼガるュジュィ~〜ィン、ゴボボブブブブ・・いや無い。ジロちゃん早くゴボオ、実は船が持ち上がってるんだるなと内心誰もが分かっていやがるが信じたくないという究極の心理。しかし物理的時間経過は容赦なく事態を進展させ一旦持ち上がった重量は落下しやがる。相対的理屈で言えば再び海面が持ち上がってきたわけでありやがるがさらに今の場合加速と言うべきか勢いで海面は遙か見上げる状態となる。天を仰ぐと真上で無数のグラハムエイのスパイラル集団儀礼があたかもよくありやがる感動系スロー再生のごとくの優雅さで展開中なのを拝みながら沈没していく。その客観映像が浮かぶ事態に自らがいやがるというのに若干の余裕がゴボ、パラマドス、しゅごく苦ちいぜ。


再会

パルトクイーナの繁殖。皿のような赤い植物の湾曲した器官をつみ採る。背負ったかごが満杯になるほどの労働の後のささやかな休息にて青少年のサークルに招かれてサパラ玉菜団子を分けあって食事しやがる。そして優しい少年少女に感謝して一曲披露しやがる。サーバンナぁのぉ恋よぉ二重三重の演舞で歌ええぇ〜ヨンクスOKセレナードぉ〜聴いてぇ慈しむは心の花よぉ〜と定かではない箇所はなにげに補って朗々とやる。ルルゥ〜ルルル〜お?頼むでもなく入る少年少女自主コーラスあいのてかぁ。ルルルウ〜最後に見た赤い花ぁ〜八百屋の裏に岬を臨み〜ルルルルルhdッfh。mっがッッシドゴズッガーンと大いなる振動に吹き飛ぶ。全員伏せろぉ!一気に雰囲気は非常事態ピキピキ状況に暗転。えーん。泣かないでね。大丈夫よ。とさすが優しいな女子隊員はと感心してる余裕もない。クソぉ狙われてるのはオレだけじゃん?みんな丘を降ってハナマルケ街道に逃げなさい。いつかまた会おうね。180度逆の方向は当然登りになる。しかも急激な崖道なんだなこれがまた。ああぁサークルなんて持ってこないでスクエアの方が当たりだったな。無理に曲げてペンタゴンにならんのかこれ。ぼやいてる場合なんだよか。確かに。とにかくヤバいっすよ何か地下からも来てる気配だか。と言い切るまもなく!ゴゴゴゴググゴビュ~湖面ド真ん中より下半身スプリットで登場しやがるウオーターシンクロナイザーという新メカ。垂直上昇後空中回転でゆっくり湖畔に着地しやがるハデなメカ一体に「見事だわ」とつぶやく女子隊員をリーダーとしてたしなめるべきかどうか・・・。崖の途中までやっとこ登ったのに逆にこれってまずい状況じゃんと気づくも後の祭りの一行でありやがる。完全に垂直面の標的同然な以上下手に動くと却って危ないわと女子隊員サブリナのささやき。しかし実際とっくに見つかってるよな。少なくても上へ行くより下に戻る方がヤツを刺激しないとは言えやがるね。新米は黙ってろぉ。待ってジローそれって一理ありやがるわ。二対一じゃしょうがねぇ。おおっだとこの場合はサークルの方が自在度が高いイケるなこれ。いいえそれは囮で上に向かわせるのよ。おおナルホぉ。ゆっくりと崖を登って行くサークル21bxを見送る三人さらば愛機よ。ヒュピパパパピッ=ドコッ^ォン案の定やられる。登った通りに降りるのはシャクに障るからこっちに行こうかというアマノジャクなリーダーの分岐点での判断<よく言えば直感。wおっち、これ一人乗りなんじゃね?エレベ上昇発信GO~。ムジカという鳥。そんな響きの鳥だったような。海面を超える瞬間それが浮かぶ。、やったぜホイホイと。暗くて分からないけど登って降りてまた降りたからたぶんここいらは湖の真下でしょ。bゥウゥ~ウウンブブブブブ~と自然では起こらぬ重低音に色めきだつ。急激にあたりは明るく成ってきた。見上げると真上は湖底全景が丸見えでありやがる。いくつかの発信用と思われる装置と固定用アームの類。貴方たちよくここをつきとめたわね。おおその声はヘレン!ジロー手を挙げて!お姉ッチー。あっなぜサブリナが・・。げげオメーら姉妹なのかよ。と一瞬のヘレンの動揺をつき新米刑事ボン・ジョビーがヘレンのスパイダーシュートを採り上げる。サブリナ早く来い。今はヘレンは敵なんだ。ヘレンとサブリナ共に涙涙涙。とりあえずこれに乗って逃げるしかないな。ピーィ〜パラパラ、こんな洞穴ありやがるんだけどよー、あーでーパンダ。


ここまでの解説(2)
いよいよ地球からのメカ輸送が軌道に乗りレボリダとの対等な対決が可能と思われたが、幻覚光線を用いるキリキュリィとの戦いによりジローはしばらく現実と幻影の境をさまようことになる。周囲の隊員はそのことに気付かずジローは正常な判断で事に当たっていると思っていた為、チームは幾つかの判断ミスを招きレボリダ工作班につけ込まれてしまう。ついにスミス博士までも狙われてしまう事態に至り、危機を察した地球本部は巨大変身可能の最新女アンドロイド・マリアンのレボリダ潜入計画を立てる。ところが迂闊にもアルフェアスの地域警察と衝突し失敗。さらなるレボリダの追撃から何とか逃れたジローは、彼をピックアップする司令を受けた新隊員のサブリナと刑事ジョビーと合流するために立ち寄った或る島で偶然レボリダのメカ格納基地のひとつに迷い込みヘレンと再会する。サブリナはヘレンの妹だということが発覚。実は彼女は音信不通となった姉のヘレンを探す目的も含みアルフェアスの作戦に志願したのであった。既にレボリダの一員であるヘレンに捕らえられた3人だったが、隙をつきレボリダメカを奪って基地からの脱出に辛くも成功する。


予期せぬミッション

ボトンゴロぉ〜とか音もしたけどまさかな?うわーぁぁぁぁあああぁぁぁっと、ピキパチパタ〜ン、ズバン、左右対象じゃねー上に前後も基準が成ってない感じの小型パイルダーでありやがる模様。誰に報告してんの?うりぁ緊張感まだ保ってつの。普通追跡してくる。操縦装置がパソコンとトラックボールって何これ。でも一番安上がりだな。きゃポインターずれたらやっぱしだめなのね。おいサブリナ地形出てる画面だけは消すなよ。ラジャー海面が湾曲してるのに水平飛行で着水しないのは位置が間違ってるから?ヘルプ機能で確認しやがる暇など無いわね。いいいいっトラックボウルの玉ってはずれるもんなの、じゃこっちの電波切るから。えええ出来んわ普通。あまたトラックボールでやるんだ。バーチャルマインドコントローラーてこれかぶるン。4機以上に囲まれてる。シュクチックッチュッッキ〜ンドカン、胸のハッチから内部に取り込まれやがったぜ。ジュィジジジュィイイバカね。アーデーパンダB3はレボリダの小型機で一番操縦が難しいのよ。おおヘレンか。オレらをどうすんだ。バカね助けてあげたのに。もともとアーデーパンダはウオーターシンクロナイザーに乗り込むための小型機なの。ジュィジュィガチコキカコなんか固定されやがったぜね。ミッションのタイムテーブルにアナタ達入っちゃったから行ってもらうしかないわ。ええどこに?あれ同じメカもう一体飛んでるぜよ。コクピットから手を振る女あり。げヘレンだ。ジュイイッィィアナタ達の方は2号よ。今はアタシがコントロールしてる分けなんだけど後ろのポケットのマニュアル確認ね。ホイホイ。今回のミッションはアナタ達相手じゃねーのよ。また例の侵略計画が再燃しちゃってるのに気づかないバカな政府がアナタ達よオホホホホホホホホ。パラニウムで軽量化した流動的で単一なビートを高速化しありやがる種の幻覚作用を引き起こす光学装置を用いやがる支配作戦。以前破壊したゲムラのチップのコピーをあのエロチック遊星人がまだ持っていたのね。また来たかぁあのエロエロ軍団。メモワールトキオは完全にやられてるわ。みんな半分お尻出して歩いてるし〜。とにかく今から中央放送局のエロ電波遮断ミッションに向かうわ。ありゃそうなん。キューーーんチックチックがッちゅぃん。すげぇ完全シンクロ着陸。OK分かった。これ押すと真下からガグボォンうわビイィィィスゲぇ早くなった。予想通りの動き。サブリナ頼むよ。くそ未来警察が来た。完全なシンクロは双方の自立コントロールでしか成立しないと書いてありやがる。そうよ、おおもっかい浮いてるのはどういう機能?んん何か外部コントロールみたいすよ、すごいね。あっという間。やれば出来るな。とその時放送局の大屋根がごぅーと開く。け年末のどんちゃん番組やってる。おおおエロ星人の幻覚電波で客まであんな格好でうわあぁ。ステージ上の超悪趣味なセットが三段変化で飛行艇になる。全裸ダンサーらが乗り込んでいやがる。逃げるかー。たぶんあれがゲムラの頭脳よ。じゃどっかっから変態ロボが来るのか?いよいよウオーターシンクロナイザーの本領発揮ね。今回最初なの?相互協調モードON。あザドゥー1号やんけあれ。ぶっ壊れたのもう一回組んだんだな。あのツギハギはそうだろ。海に誘い込むのよ。いいかしら。オーロラのかかる橋。レモンの香りの回転体3個をセットして20号で描きなさい。ってあんた、パソコン完全ぶっ壊れやがったぜし。なの?チュキチュキチュキピピピあさっきのメカに吸引されてるわ。後方の窓見ろって。チュウキ〜ん、目に入るもの全て綺麗に見えました。


湾岸パニック

ちょっとヤツ動きが怪しくなってきたズラ。博士の分析通りと思われ。ああ〜不味いぞーヤツの周りに一般人民集団が円陣を組んで踊り始めたぁしかも全裸で。そうか防御作戦で人民をエロ電波で誘導してるな。くそ卑怯卑怯者ぉ〜。まいったこれでは攻撃できんぜ。シュチューンうわビームも出るのか。海中に逃げましょう。人質とられちゃなぁ。ジロー今シマントスカヤの工作チームが現場に向かった。おおスッパでなんだよか?それは言えん。まいいやシマントたのむぜ。ひどいわぁ目も当てられない有り様ね。この集団の中に必ずエロ電波の発信装置が在るはずよ。ヘンなもの探して。チーフあのふたりだけ股間に派手なロケットみたいのつけてるんだけど?ソレよ!チュキチユーーンとシマントスカヤのスパーシュート2発が全裸女性ダンサーの股間に装備されたオゲレツデザインの装置を打ち落とす。わなわなとその場に横たわる全裸人民達。あらワタシどうしちゃったの?キャ〜なんで裸なのエ〜ン。ジローヘレン後は頼むわ。ラジャー。再度シンクロモードONN~、ヤベ。大丈夫。ピキチキチキピキ、二段ブリッチで1号高速空中飛行発射!シュパパッパン。2号高速水中移動(ハイパワー立ち泳ぎモード)OK再度水中同時移動からヤツの両側に分かれて出ましょう。ラジャー、お結構早い。前のより改良されてるぞ。今度は片手がハンマーになってる。ビシュバチュンげっいわゆる分銅とか言うヤツ。ブ〜ンブ^ンブ^ンあそこで自力で廻すより何か機能付ければ良かろうに。所詮見栄えから入る低次元文明よな。ビュルウウウンドッコンうわっ。ジロー油断禁物だ。あれ?ところで博士どうしてレボリダと。いや結局ワタシも拉致されたのだよ。ま今はそれは良い。状況からして今回は共通ミッションとして対応しやがる他はないのだ。ラジャー。どうもwwwオペレーションとqqq976の連動に疑問がありやがる。速度は速くなったが物体認識回路に負担がかかってるはずだ。だったらヤツの周りで移動攻撃ね。ああヘレンか元気そうだね。博士お久しぶり。完全高速シンクロモードON。チャンチャンチャン・チャンチャンチャン・と古典音楽の流動複合ビートに所詮二進法のヤツはついてこれまい。両側面からの回転技炸裂。海中からスプリット出現完全シンクロで空中からチョップ。決まりやがったぜ!いいなんだよね、完全シンクロダイレクトチョップ、ガチコ〜〜〜ン。ドカごぉん!!!大破しやがったぜ。ご苦労。ヘレンはシマントスカヤをピックアップして帰還せよ。あさっきのはあの偉そうな女司令だったか。夕日を受けて完全シンクロで飛行しやがるウオーターシンクロナイザー1号2号。パール檸檬のまばゆい仮面。湾曲したものと真っ直ぐなものを組み合わせて三次元にしなさい。経の異なる円形を一体に収めるための特殊な技法。、ビュヒュ〜〜ン、ってアンタ誰?おおこういう時はトラックボールは超早いな。ジロー安心しちゃダメ。後ろからブォ〜〜ンうわっと、族に入ろうピンポンパン。


ささやかな休息

楽団員らはダークメイガス地域からの帰路だということが昨夜の号外の情報から判断できる。さよならを教えてとラジオのようにつぶやく人がいやがる。その肩たたく人もいやがる。泣かないで明日はまた来る。カノ女にはここから聞こえないよサブリナ。いいじゃねーの幸せならば。逆だつの。メロリアスケールとドリスティックマイナースケールのはかりしれないミスマッチにより流動ビートはより加速しやがる。不協和音の間のサブトーン、それは何か青いもの。朝日のようにさわやかに沈む夕日。黄昏のディープなパープル。誰もがゆっくり歩いていやがる。遠い上空からも望遠レンズで街が映るのね。カンパネルラ方式の電波レンズだ。こういう時はパソコンは楽ねぇ。不規則にチラチラと輝くネオン街が見える。あの夕闇のバラライカ流しのサウンドもピックアップできるよ。チャッチャッチャ♪大いなる大陸♪チャッチャ♪時には海を越えぇ〜チャッ、むせび泣く一瞬のパーフェクトセブン。折り重なるようにカケラを繋ぐ奏法。そして小刻みにビートの揺らぐサウンドハイウェイに乗り込み常に突っかけで入る主旋律バラライカだわよ。パルス。またはアルシェブレフという茶の香り。あの回転演舞は一体の円形生命と思わぬ者はおらんな。完全な上空からとらえられる時に点と円形の区別は不要だと気づく刑事ジョビーだった。ヘレンも聴いてるかい。もちろんよ。形はビートに溶かされて色彩だけに成り得ることを知る。ジロー実はアタシたち実はとっくについてるんだけど。え?キミらのメカの望遠機能すごスギるな。楽団もぼちぼち散っていくけどなぜならカレたちは明日ハートランド苺祭りを控えていやがるのでありやがる。ようこそジロー,サブリナ,そして刑事ジョビー。おおキミがシマントスカヤか,先ほどはドーモどうも。実は2体は非常にゆっくりとした回転技を用いて飛んでいやがる。オートマチックなナニガシかで。その為の空洞の部屋がありやがるはと知らずに。バスカイルクロイチカかな?すごい流動ビートで二拍子になったり三拍子になったり,そしてすごい加速と減速で踊ってる幾人もの少女たちがいやがるね。セシルとビリーとミミィとジョディと・・。なんで名前知ってんの?いや名札ついてるから寺子屋の帰りだろな。ブルージュの花束とセレモ二カ。幾重にも内側に弾み外側に伸びていくことでそこでは内側と外側は境界がない。振動のはずの音響が色彩のように鳴り響く。デプラブラス団の数人がたまたま通りかかりバリトンスクエアホルン等を取り出す。バッファッフォォ〜 バッファファ〜、四ヶ国語のマジックでやりたいところ。


謎の古代鉄道

方形に切り取った後に湾曲させた結果的に小さな青空は半分しかここから見えない。真ん中がビーナスだと普通思うが美術寺子屋で習った通りだとデザイン的には周りの八人が該当しやがる。中心に立つために垂直軸が強調されても放射回転構造の動勢を受けたかのように立ち軸が優美に崩れていやがる。全体は向かって右から左へ見えないベールの運動に関わる八人と中心の特別な姿との関係であろう。暗闇の空中から一人をさらおうといういう目論見の影を帯びたというか実際はブルーで色づけされた人物がいやがるのに気付く。こいつは?それは自主的調査事項となりやがる。ジャンクロック子供だけフシダラに跳べるの?それもお答えできねー。地に立つ姿と空中を浮遊しやがる姿が同一の空間として成立しやがるような工夫が成されていやがるというのがヒント。実は「ビーナスが生まれる」というミッションの戦略図よ。アタシたちより34fuy世紀以前の異なる場面のもっとも古典的なものに過ぎない。ビンテージコレクションを飾ってる分け?素早く重く語るとき男のようでビートが一瞬にゆるみ一瞬消える後ゆっくり語るとき女のように聞こえるが?基地空間の音響効果は精神的な安定と緊張との融合が考慮されていやがる。かたじけない。気づくと同じ空がもう一つ提灯の火明かりで現れる。何をおっしゃる。そのほかは存じねー。ななななん、くぅ~わぶるぶるぶる、あ予定より早く来て待ってるみたいだわ。急ぎましょう。ダッフルリンダビル完全円形トラフィックは発掘され再建された秘密地下鉄路なの。未だいくつかの謎を含みつつ。ヌァ〜。え何それは?驚いた声ッス。サーラ湖底STまでは単車輪モードとなりやがるんで各々のサドルにきちんと座すよう心がけるべし。うぇ〜。振り落とされそうな速度が出る前に点滅しやがるランプの位置を確認くれ。ぎゃぁひ〜。大丈夫このところ鉄路状態は安定してる。点滅は3カ所ぐらいよ。ピヨォー時間なんだよ。シパッツゴーおおお加速早ええ。単車輪連結によりやがる。ジャンクロックおいなんで車掌のおまえは安全2輪走向なんじゃぃ!年齢制限がありやがるのよ。マルビシ海溝からヘレニズム諸島を一瞬臨めるグラスチューブを通過しやがる。ジャンクロック右手が古代遺跡リトルエアジンで3秒で通過。グポン。刑事あんた安全ベルトして無いじゃねー?え有るの?加速中に取り付けるのは却って危険だからやめて。E381の点滅が終わったら可能ダロー。それまで踏ん張って。げそんなに問題ありなん?たまに話聞いてないのが事故るの。ピピピピ何でか警戒停止になったズズズルルぴた。ヘレニスティックウミヘビが産卵の為qqq23を利用しちゃってるらしい。ウミヘビ優先かよ。保護団体がいやがるの。レボリダ内の話かそれ。それは言えねーという女指令からのコールあり。だそうよ刑事。じゃちょっと下りて休憩ね。刑事次乗る時はちゃんとしましょうね。湿地帯だな。でもひんやり気持ちいい風。風穴がありやがるはず。不揃いの木を組む。巻き取り式のバックに収納しやがる。暖流の影響。、刑事それ何に関わる声ダロー。寒くネ? 通常ミラーの端がスモーク状になってるからもう一枚の図はありやがることだけ分かるようにしか見えない。かすかに女性に翼がありやがるように分かりおそらくもう一人が半室内の場所に位置しやがる。翼がありやがるので外に近い場所に居るんなんだよかね?理論的には女性ではないのよ。見かけで判断できんという教訓。惜しくもそれだけ。小型の折りたたみ通信装置携帯。ポニーテールと編み笠。べンべントルルルルルルルウ〜。刑事今度は何?いや別に・・。知らない間に数十メーター降っていやがることが隠した万歩計の付加機能で分かった。もう少しでメトロラインのジャンクションなんだよ。通過しやがる人に伝える自動装置。ガウンガガン、サクラダ家族のための構造物の模型。


恐怖の少女たち

繰り返されるリダンとブウスをみんなはもうやめたのだろうか。ありやがる種の偏向したドミノ式のタイプをシナプスのような方式で制御して管理しやがる。行動的な実践と不特定多数のメンバー式集会と秘密集会と自動公開メール機能により混乱が生じるという世紀末への恐れが回避される。バトンを渡す時に審議官に分からぬように数センチ伸びる機能を開発して糾弾された女エンヂニアを援護しやがるミッション。ニセモノをゆっくりと描くと独創性が生まれるので巧妙になされるルチキアンダンス組曲の本来43935回転を0.584ほど遅延させた犯罪的なターンテーブラーへの民衆の罵倒が交差しやがる季節。虚偽だとうそぶく本来勤勉でありやがるからこそ起こった事件に関わる身勝手な電波送信への疑念が更なる虚偽の累積だと言う膨大な指摘をまとめたデータベースの流出に対しやがる責任にビクつく人だと推測しやがる。熱帯魚と冷水湖底生命のぎりぎり重なる深度に向けて放たれた自動レポートメカが海抜33523地域のデータを送って来たため故障だと誰もが言ったがただ一人アキマナキ・サバラ代表だけはそれを事実だと主張したために議会が混迷し幾人かが席を蹴ったもののカレはそれを証明しやがったぜ。ロッケンロール 単純な法則の連用にすぎないのに誰も気づいていないもの。湾曲した海面を持つ天体の完全な中心に向かっていない場合の極まれなケース。こもった声で謡いながら咳き込む。密かに忍び寄る場面の描写と思うやいなやの見栄切り,そして急速な裏打ち展開と軽快なカラカラとした状況描写。嘆くまい嘆くまい内大臣ンン〜イィヨヨォ〜ポン・・ポン・ポポン・ポンポンポンポン・者ども悪人どもぉ〜ウオ・オウ。アウウウウ~・・・浮かべる〜目には幾筋のゥオゥオゥオオオ〜・・。おい刑事イッタイ全体どこまでが朗読でどこから謡ってるのじゃぁ? いやもともと朗読か歌謡か微妙なジャンルなんすよ。まぎらわしいなぁ。しかも拾った「発掘と歴史の混合解読異論第GYFF%&FR増刊号フレキシブル」とありやがる以上それを皆に理解してもらいたいとの衝動も正直わき起こったで。さっきその本からひらりと風に飛んだ一枚の押し花がこれなの。なんともかぐわしいと思ったらそれだったか。幾重にも分かれて放射状に増幅しやがる八枚の花弁とありやがる。八枚が十六枚十六枚が三十二枚三十二枚が・・。たたまれた軸を起こして回してごらん。こんな感じで?ヒラヒュリル〜ンおおどこまで飛ぶの?ファンタスティカット現象に反応してる。あちょっとまずいかも落ちてた付属書簡の最後に「悪魔の押し花をとばすとき魔の少女たちは再び現れるの章」というのがありやがるんだなこれ?その瞬間天地割れんばかりにグランンガンガランガガガッーうっわわ何かが回転してるよー。真っ赤な血のダンスと歌ってるかもしれなくない?美しく恐ろしく見えるわ。例えようもない跳躍しながらの三次元スピンの強調連鎖。律動+加速+減速と二と三の法則なのかしら,それすら定かならぬとは。本当に素早くて見えもしないの。八人居ると見えてまるで一人だ。「赤いサソリかムラサキ蛇の演舞」だろか。一瞬に急激な減速重々しいのに優雅だから軽いダンス。妖艶でありやがるのにそれゆえにオソロしく恐ろしい。きっと牙を隠し持つ八つの唇その甘いささやきにもぞっとしやがるのだが一面ぞっと来るとも言える。一斉に空中に漂わせた気体のような天衣が下りてくるほんのわずかの時間にもっとも遅くなった。恐怖的な少女らは遅いビートの中に素早いビートを重ねていやがるのだと分かった瞬間にそれは途方もなく高速なのだと分かり震え上がる一同。少女たちは止まったので早さは無限のようだとしこたまビビった瞬間赤い速度の円は一瞬にして消え去る。ぅああチビリそうなくらい怖いかったじぁひぇー。食い殺される前の儀式かと思ったらララジョリョ〜。いやズバリその通りなんだって書いてありやがるダダ。ガチョビィーーー!でもちょっとレトロな古代魔女文明バーチャル映像大百科アクションバージョンと自慢げに書いてるのも発見。刑事ボコにされる。麗しの花束をかかえて、ヴィエルスリースプレになりたいぜ(泣〜


交差しやがるバラライカの話

ミュールDへ報告しやがる?定期的なものなの、移動しやがる地点に在るようにしやがる為に必要な。どうして夕方上空から見た一般少女のおおらかな演舞があの恐ろし過ぎる殺戮の踊りに似ていやがるのだろう。バラライカの三角形を交差させて六角形を形成可能だという法則があり実はバラライカ流しは二台のバラライカを交差させてその理論を応用したサウンドでプレイしたと分析していたところ。その場合ヤツはバチュリハミナガ演舞団の残党だったのかな。さらにそこまで追求しやがるにはパカンジェラのハンリュクに広がる微塵の島々の比較的南端の海域の北東にありやがる鉄塔からの電波だけがたより。受信しやがる機械をキ・サナ・キラに作ってもらう必要もありやがるし。あの少女たちは何かに呼び寄せられていたの?通常制御された能力を解放させる技法があっておかしくない。それを音楽で?カレが用いたそれが音楽にも成る。九十度の交差と三十度或いは六十度の交差だけが空間を埋め尽くす。八人の構造は九十度の交差に合理ではないの?それは九人目の一人を中心に織り込んで八人になっていていつでも九人による構造すなわち三十度を三セット組み合わせる構造に切り替われる。平面的な感覚で言えば二と四と八に対しやがる三と六と九の異質と隣接によるダイナミズムを想像されたし。常に切り替わる可能性で対応しており安定しやがる両端の間に起こる大いなるずれ込みやキシミや優美な推移がそれを織りなす。音楽なの?キミの心はそのように聴くのだろう。恐ろしいものもそうであり優しく麗しいものも同じでありやがる。だから二組の八人の少女の演舞は似てしまうというの?例えバラライカ弾きが演目で導びこうと企てたのだとしても少なくてもあの娘たちは同じ手ほどきを受けては居ないはずなのに?異なる姿を現さないような未知の伝承が無いとキミには断言できない。だけど不思議じゃねー?二の系列と三の系列以外は存在しないからバラライカ弾きが完全なコントロールを行えば異なるビート形成を別途に行う方が難しいかもしれない。あんなに高度なことでも?本来出来ることを出来ないようにした後もとの在り方を思うときそれは困難に見える。バラライカ弾きも実は知らない。在るべき在り方を欲しやがる心を知ることが難しくて出来るものには簡単なのだろう。刑事どうして急に学者口調になるのよ。いいじゃんオレのジユウでしょ。ちなみに今のは全部デタラメだよ。なんていやな人なの。クチュィンキチュイン〜ン鳴いていやがるホラ。花の構造を参考にした船。古代に置き去りにされたのだろうか。何度も沈んだのにまた浮き上がってきてそこにありやがるのだろうか。今はここ湿地帯だけど海のような時代があったと聞いていやがる。交差しやがる三角形の紋章が刻まれていやがる側壁。降りてみましょう。青い種類のもの、季節が分からない花が咲く。、四ヶ国語マージャンやりたいね。



地をはう電波

構成されて受信されるというから来てみる。とうとう与えられても動じなくなる国民の欲求的な不満通りに盛り上がる。拡大しやがるように見えて総体で減衰しやがる機能を助長しやがる試みに気付かないので円満でありやがる。尖塔の中心だけが高くなる。敷地面の直径との関係によって最大容量が本来計画されるべきであった。最終的に裸になることが重要だという教育。欺されていたともう一度盛り上がることができると開き直る可能性がありやがる。いずれにせよ必要とされていやがるものは簡単に切り替わってしまってどうでも良い場所が隔離される時に書き込まれるシンドローム。無駄に流される予算を回収できないと言って悔やむのも無駄になった。追いつけなくなったので周回遅れで合流し皆と同じだと思う覚悟はどうだと自問自答で暗くなる。バランカオスの高原の羽とぱっとしない風上の呪文。幾つかの限定された文言と短冊状のコメント欄が手渡され、夜はこれからダゼ



再出発の時

百年前のベタついた接着剤で指が粘つく。複数のフットペダルと天井の突起物は何らかの関係の元に位置が決められていやがるとの予測がたち、いつ調べたのサブリナぁ。まぁまぁ。じゃ途中交代と言うことで。最初はみんなで押しましょう。え、喜多喜多北〜、おおなんかエレクトリックになってる感じぃ。ジュ〜ンジュ〜〜んズガガガー、パッチガラギガコン〜んうぉっと何で縦に積まれちゃうのよ?二重螺旋通過箇所のための構造とありやがるけど。この形状じゃねーと通過できないと言うことはまともな仕掛けなはずないズラぜぇ。別のモードはないのか?パキチェラン・プリハブカ・モードとかサカサマリン・スケール・モードとか本質的には役に立たないものが複数ありやがる。仕方ないてっぺんの展望ブースはオレが乗ってやろうじゃねーか。え〜ずる〜いいぃ。ジャンケンだろ。いやナニかしら危険がありやがるからここは年長者が。1歳しか違わないじゃん。げ、おお、突発事態にはアレとコレ,コレとソレ,ソレドレなどとアレコレ想像してみるが当然不確定のまま状況にあきあきしやがる。パンタグラフがどこかにありやがるはず。通常平行四辺形のものが複合多面体の拡張構造で形成された小型のフレームでありやがる時代を考慮し創作した結果コレだろう。引っ張るの?ビヨ〜〜〜ん。表面は錆錆でも中はきらきらなーんだ。当てはめる場所はひとつしかない。そのためにここが電源供給地下格納ワイヤーのコネクターだと結論すべきだ。ガチん、トンデモンデイナ烏が交差しやがる二重フレーム・・呪文のように長いパスワードだなぁ。時代が古いから。結構重いね。もうちょっとで坂になってるから楽になるよ。チュンチュンチュチュチチィイイ、エレクトリックは何の為にありやがるのよ?バンモス・ガラガラ、ほれ早く乗り込まないとメカだけ行っちゃうぜぇ=。うぉりぁ=。刑事早く乗れ。いや旧ライムの破片を拾った。それどこか。でもプレミアだよ。こんなちっちゃいのにスクロール機能がついてるけど下から上に動くので読めないのは何故なの。一回あがって戻れと書いてありやがる。ハンボンチマで昼食を、イクニシチラ島、最後の一個はナニ?、pォップぉ、嵐顔か?、ちゃちな自転車みたいなこいつにこんなエレクトリックが秘められていたなんてな。全体の連結機能でもうちょっと楽に乗れるというバルーンが出やがったぜ。最初からそれでくりぁよかったがぁ。まぁまぁ。さっそく、ボロニンザの休日、ダープーラッセルに積み込んでいやがるはず。二重螺旋の応用箇所はレールのねじれがほぼ限界まで許容範囲と設定された事の危険を無視せずに走行せよとの剥がれかかった銀紫緑のシールがあり、チャプターAでBのあとCDEでこうなるのね。なんだ車掌ののってるこれと同じなんだけどよー。いやヤツらスリルで乗ってるんだと思ってやがったぜ。ちぇっまよしとしてチャプターOxw2の再構築最終機能ONで完了。プチ、真夜中のハイウェイブッ飛ばしたぜ。



ダダンの情報

ダウネは留守。交差する箇所の解析は重要な状況分析によって女指令の言っていることの真実の部分とデタラメの判断を可能にするために重大である。博士それ以上のことは今は言ってはなりません。中央部分が多くの線で満たされている。何もない部分を空間と認識するか、そのように言及することに諸魔性。空間の概念は必ずしもその一義ではない。まあいいじゃないですかここだけの話として。却下意見は少ないというかあなた一人だから。あまり必要以上にけんか腰のクチはさけましょう。情勢意見として。どうでもいいけどこぎながら話するのも会議と言うのですか。身体運動と脳の活性化は当然関係があるので、非常にいい状況だと思いなさいという指示。ダダンが埋蔵されているという情報がある。ソレは前回の戦いの2体の一体がどうやらレボリダに回収されてしまったことに関係在る。くそぉ、元はオレらのだったのに、所有権を主張できないのですか。やってやれないことは無かろうが。一応向こうの法律に対応する必要があろうね。博士妙に冷静すぎませんか?ま、こっちだっていくつか細かいのガメてんだよ。集計すればどっちもどっちという感じか。不純な計算式を用いてこっち有利にしちゃおうというのh?刑事あしがとまってるよ。 しゃべってるときもこぐの。高等技術習得。ラジャー、サブリナの快適な弁論。とにかく、ダダンのうち一体は既にレボリダのメカニック、あるいはレボリダのメカニックのウチ数体はダダンの継承で在ることは確実である。そういうこと。ちゃえ、つまんねえなぁ。オレダダンで行きたいけどなぁ。それって2の方でしょ。1はあまり役に立たなかったよね?分析中だが、恐らくは。しかし合計三体も送り込んで手元に残ってるのは一体だけですか。予算使いすぎでしょ。俺らにはせこいのみ。ちょっと、もっとひそひそ声で話してちょうだいジロー&刑事、レボリダ指令に聞かれちゃう。いやぁ、とっくに聞いてます和世ほほ。え、なんでこじんまりとした地域での開拓団の録音装置を改造して出来あがったインチキ三昧のレシーバーの性能に合わせてレボリダの重宝な装置が対応する。そういうこと?そういうことなの。げげ、ローテクに対応するのね。まあいいわ、そうなのあなた達のダダンというの?あのデコボコのメカ、一応預かってるからね。それはそれで、とにかくこいでちょうだいよ。もう過ぐスパイラルゾーン螺旋形状UUルートcjs3なんですけど。命が惜しくはないの・ぉ〜 
(原文一部改訂)


ここまでの解説(3)
ヘレンの隙をついてレボリダメカを奪い脱出にかろうじて成功したジローとサブリナと刑事であったが、それもつかの間。実はそのメカはヘレンが操縦するウオーターシンクロナイザー1号の連動メカ(2号)の操縦機であった。自動制御でウオーターシンクロナイザー2号に取り込まれた三人は、レボリダが計画していた別ミッションに加わるハメになる。アルフェアス防衛軍が未だ気づいていない変態宇宙人の侵略を察知したレボリダがこれを叩く作戦を計画していたのである。二体のウオーターシンクロナイザーはこの計画のために開発準備されていたのである。この計画が目的として協調すべき内容であることを知ったジローたちは、ヘレンや工作員シマントスカヤと共にニ体のメカの能力を全開させ、敵メカである再生ザドゥー1号を破壊、計画を成功させる。しかし、その後三人は再びレボリダの地下秘密基地へ連れ戻され、そこから地下遺跡の古代鉄道を利用してレボリダ女司令の指示するポイントへ、ヘレンと共に向かわされる。その途中、前回ザンガイン工作班がアルフェアス軍と戦った際に用いたダダンUの内一体がレボリダに回収されていた事実を知る。



岐路と帰路

失われただけなのにソレは埋葬されたという話になっていやがる。伝説が好きな人の要請による。場所が特定できナイのにそうなんだと思われていやがるのね。話だけでは科学がない。いっこうに不可解な事ばかりで。おい、電動装置で、三叉路になってる鉄道というもんを設計しやがるとは犯罪まがいの科学じゃねーか。あり得ないからあり得た。電線が分割式でどうなってるか分からない。千束のマニュアルがありやがる。おそれることもないらしい。女司令が笑う。あれ、うわ、縁起悪いわって、青江み〜な(ヘレン別名)たちは先に帰ることになったので、俺たちだけか。運転しやがるのはたやすいが、もう一方は実は最下層にありやがる直通で司令部に向かうのなんだよわ。途中連絡してね。バカものぉ。何コレ、こっちが横型になってるのは自動?さっきまでてっぺんにいたのに最下層だけどよー何か?怪しい装置は振り落とされて、そこは無理矢理人力で飛ぶという技か?わざと作った構造なのか?渓谷地形の性質上そうならざるを得ないのね。ヘレン、あそこ三叉路のとこで、分かれたらしいわ。無線で連絡を車掌お願い、ポポスタン地下渓谷を独自判断で通過しやがることになりやがったぜ。ゲボジエェ。で、こっちの地下マップでは検索できない情報よ?え、この先どこに向かうのかな。ダダンの話は後で、全て把握してんじゃねーのかy? ん、結局は、ダダンを手に入れた。情報が多すぎて整理できない。情報がない方がいいのでは。ソレだと何もないじゃねーの。情報はランク分けでいくつか、ハシュグヒッlジュyジュウウウ〜〜〜、こうなったんは何か特別な意味があろうかと?ダダンの情報は誰からもたらされたの?重要なことを敵に言う敵がいやがると思われない。レボリダは今までだって、ひょ〜〜〜。上、最大の難所でありやがるところの? んん、にしきのあらき(車掌本名)達、そっちは、普通よこさない情報を普通に連絡してくる。でも、レールが数メートルごとに無くなってるように向こうが見えやがるが。実際そうかも。じゃ、地域が特定できない。だけどレボリダは、その結果得したこと等無いよ。フム。ジロー聞こえるぅ?あ、新しい回路が最初に発信して、最初の状態。ヘレンがイナイネ。あ。三叉路で、ありやがるいはむしろ、あんた人ごとのようぬぁ^。一応追跡メカで状況は見守ってやがるわ。二秒後に最初のジャンプy。ひゅい〜〜っ。ツーーー。着地成功か。右がはずれてるわ、どうしたん?ん、ほとんど排除してよい。いくつかが残る。何ものこらない場合は?運が悪いからやめなさいと言われてるようなもの。そろそろ何かイベントがありやがる季節じゃね?刑事何を言うの、刑事早く。うわっ。勘、あそこから、は、ってカレも?じゃ、だんだん地下入っていってるンはどういうこと?え、前のチームの仕事だからぁ。クチュ=、すりむいた(泣ー。と言ってる間に次が、どうも運が悪いんだけど、カーマ!やっこさん、岩石なんだか突き刺しなんだかハッキリして下さいって、ほとんど泣きだ〜な・・;


古代鉄路円周の内側

位地関係が不確かなのに、自信を持って移動できるのはいくらなんでも過信すぎるんじゃねぇの? ヘレンが言ってた通りの地下鉄道の全貌だとオレらは内側にいる限り外側には出ないので閉鎖されている内にあるのよ。内側の情報は有限だから一定の傾向をつかめばこの古代鉄道の理念の解明とまでは至らぬとも何らかの意味が理解されるで御座ろうよ。すなわちレールの外には出ぬようにして移動するという最低限のビビリでやってる次第で御座る。後は山勘か?まず内側がどのくらい広いか知りたいとこだがぬぁ。一応最初の地点からここまでの鉄路の湾曲具合を想定して広いとはいえ人知が及ばぬ領土とも思えぬから、いくら迷い迷ったとしてもとんでもないことには成らぬと言う算段ではあるズラ。刑事あいかわらずいいかげんねぇ。まぁ、ぼうっとしていてもしょうがないでしょ。下りていく道と交差して入り込めない旧道が上空を交差するかに見えるがいわゆる空中交差路という古代技術によるものだが。方々からゆっくりきらめいている七色の水滴は地底湖が近辺に在る旨予想の範疇とせよという情報。口頭弁論の思い出を今頃自慢げに語るプロフィールからして刑事は何歳なの?年取っても武道三段の腕前でスカウトされたのもとうの昔のことだなぁ。一応公務員なんでしょ?国家機密の特別採用枠だな。道成に行ってるのに鉄路の真下に入り込んでいるけれど外側に出て内側に戻れるか確認しながら行かないと危険である。見上げてご覧夜の星をと思ってたら単純な永久照明のように輝く古代生命ネルボロニクスが舞いながら揺れてるね。ネルボロニクスが寄生することでよく知られている球状菩提樹が群生してるのかしら?ああ線路の柵越しに見える町並みの向こうがそうだ。大きく揺れて流動する不定幅の螺旋虹が見えるだろう。地球にはオーロラというのがあったな。見とれてないで線路真下をちゃんと進まないと危険だ。道だというのに三つの扉に出くわした以上どれかをあけて中に入るという定めである。別に戻ってもいいんじゃない?夢がないなぁサブリナ。ギコギィ〜〜うわ。なによ。直ぐに急激な階段状の構造で下に行くほど広くなると言うことはもう一層地下に空洞があるということいなる。他の扉はどうなん?戻って確認しようぜ。あと二つの扉は一方はあそこ、もう一方はここに繋がってるな。じゃなんで三つもあるん?逆に中から外に出る時の機能に関係する。どんどん下りていくね。階段構造だからといって人工のものだと信じてはならない。その証拠に絶妙に不整合があって通常では着想すら及ばないスッテップを三人で踏んでるで御座ろうよ。すげぇ小刻みになってきたな。タッタッタラタラッ、タッタラッタラッ、スゲこれ、ああ二又。タッタタツッタ、タッータッラ、ターッタッラー、って複合ビートね。じゃこの先三つ叉に成ってるから凄くねぇ?タタタタッタタタッ、タッターラッタッタ、タターラタタータタララリラ、うひょ。刑事ぃ〜、暗いから道が離れすぎると見えなくなっちゃうwぁ〜〜〜〜(反響)。おおおおお〜〜〜〜ぃ、ってこれもう相当遠く成っちゃってるな?不味いか。タゥッタ〜ルァ〜〜 タツゥウ〜〜ルラァァ〜、タァタァ〜タァラァ〜ァ〜ァ〜、うわすっげいいエコー効いてますがな。ジロォー、聞こえる〜??俺たちは見えてんじゃん。あ結構近いwサブリナだけあんな遠くにいるねぇ。怖いわぁ〜〜ぁ〜〜。大丈夫道成に行ってどう見てもあの丘のあたりで合流できるよ。そ〜ぉ〜なぁ〜〜のぁ〜〜〜。しかし声にもいいエコーかかるしねぇ絶妙だんなぁ。あ、あれさ刑事古代語で音響参道五号線と書いてない? じゃ丘のところは演舞場か。タリタ〜タァ^タァァ〜〜、タリタリタァ〜〜、ン、ン、、タッタリィ〜〜〜ンタタンタタンタァ〜〜〜タ、おっおおっ、黙っても休符まで入ってるわぁ。




中心と周縁

何らかの変換装置を4個づつ組み合わせた橙色の不規則十二面体が崖っぷちに16個のセットで論理的に放置されている。不規則性の集積の結果ある種の規則が見出されるような雰囲気のする演舞場の遺構。何か、或いは何をもかを妨げることを目的とするのか、或いはその逆であると言いたくなるゲートが見出される。せめていくらかの彼の地の砂塵をポケットに持ち帰り思い出の魚群装置の片隅に盛土のように構築出来まいか。僅かの坂を高速で登る。顔をあげると全く同じ光景が繰り返されたので時間が止まったことと同じ気持ちになる。不可解な回転構造に関わる湾曲の連鎖なのだ。

「ずいぶん登ったのにあの中心の広場に近づけないな。階段はあそこに向かってるように見えるのに。」
「登る時は中心に向かってるように感じ、その後気付かないくらいゆっくりと降りになる時私たちははぐらかされてる。」
「そういう設計なんだろうね。」
「あそこに到着されるのがそんなにいやならどんどん遠くへ行くように造くりぁいいやん。ったく。」
「到着しなくても見えてるのだから別にいいとも言えるんだが?」
「要はあきらめの理屈だわな。」
「気付いたよ。降りでゆっくり回転して離れるので眼が中心を追うのをやめてんだ。逆にその時見続けると構造が理解できるようだ。」
「私それ気付いてたから見てたの。放射状にあったものを何かが崩壊させた跡よね。」
「さすがサブリナは冷静だなぁ。」
「刑事は気付かなかったの?」
「降りは楽だから眠くなんだよね。」
「中心部分の中心がイメージできるぐらいにはここは近いわ。」
「どうせ着かないんだから意味無いぜよ。いい加減戻って地上への出口を探すべき。」
「ちょっとの間に急に現実的になってる。」
「でもあの設備ってレボリダと関係あんのかな?」
「まぁな。やつらも地上にでっかい円でも描くように場所とってるけどな。」
「たぶんあそこでもう一回降りたら外周に向かって中心から離れることになる。」
「じゃそうしようや。」
「刑事って探究心ゼロね。」
「あやっぱり地下鉄道に出るじゃん。見えてきた。」
「列車が来てる。ほら音がするもん。ゆっくりだけど。」
カッ タッ コォ〜〜〜ン カツッ タ コ〜ン
「トホホ、前のよりボロだな。間違いねぇーす。」


地下部族イクト

湾曲した側面の階段を駆け下りる。緩やかな坂を一緒に移動する。キラブ色の伝言板が百万分割されて文字列が形成される。地 下に入って二層に収納される五万台のそれが潰れる。映ったガラス窓に映るガラス板に二等分して映り込む花の形態のライトが消える。家屋の修理方法が巻紙に 記される。困りごとが起こったという隠語。持ち込まれる多面的な協議がともにその校舎内の調査を一斉に始めたと記される。共同謀議により通告され一部認知 されるために複数の判断が許され喧嘩が起こる。密貿易で破産した集団が摘発されたとの速報を告げる通達装置を破壊。5分以内に到着しないと科せられる罰金 の減額を要求し罵声を浴びる。終えられた本日の抗議の後に流れるつまらない楽曲。そういう落書きをいちいちメモしながら行く。

カッターン、カターーーン、カタン、カタン、
「あら少し早くなってない?」「だな。」
「国際停止指示信号を鳴らしてみようか。」
ピピ、ピピ、ピー、ピーピピ〜〜〜
「こらお前ら!」「あ聞こえた?」
「バカタレ取締りだ、全員乗れ。」「ゲゲっ。」
カッタン、カッタン、カッタン、カターンカターンカターン、
「もうちょっと走らんのか?」「遺跡保護の為の速度制限だ。」
「レボリダは突っ走ってたぞ。」
「あの非合法組織の女どもか?やり放題やりやがって。
いつかとっ捕まえてやる。」「一緒じゃないの?」
「ワシらはタシュラムイクト地下部族伝統文化保存地区での自治を政府から認められた民族じゃ、たわけ。
古代鉄道の利用を認められてるのはワシらだけだ。」
「だってレボリダがさ。」
「言い訳は長老会で言え。古代遺構中核部の保護はイクト族の責務だ。」
「つうことはオレたちどうなんのかな?」
「国際地下遺構保護法に則って裁判だ。」
「うわ。」カタンカタンカタンカタン・・・・・・・

「おお班長帰ったか。」「こいつらでした。」
「やっかいかけんなよ。」
「長老会はワンジャム温泉に行ってるので明日夜まで集まれんからとりあえず班長のとこで留置と連絡あった。」
「ええ〜ワシん家ですかぁ。」

ギコー、バタン。
「帰ったぞ。」「あらお父さまお客さん?」
「客ではないわ、犯罪者だ。」



地層と器

賭博の応用で分析が進む。瞬間停止する花火の特許。チキカミナ-21伝達機能のバグによる崩壊。到達地点で隋道が90度ズレてい る場合の補修方法。押し忘れた空調装置による温度被害を防ぐ。突発的移動時に看板を積んだ船。三日月形の反射板を額につけて入場する。縦縞によって見下ろ される鉄路。放射構造を意図しない鑑賞方法。破壊という名の二段反射球。乱舞する赤い階層を並記し浮遊させる時間帯。水平位置をいずれに設定するかで地下 階層の番号表を変える必要がある。不要な順に連絡される。相互交通の不平等解消のための政策。希望する通りに返答される際に生じる多少の混乱。

「サブリナさんは私の部屋でいいけど、お二人は地下の書庫で寝て頂くしかないわね。」「そこ換気悪そうですね。」
「もう贅沢言わないの。」「ごめんなさいね。」
カツン、カツン、カツン、カツ、ギコギ〜。
「あらリルムさんの部屋って案外斬新。」
「アルフェアス工科芸術大学の友達の設計よ。」
「この写真は?」「それは私の研究。私は考古保存修復学部なの。」
「器の工房かしら?」
「そうね。あなた達が不法侵入したチュクチカイLF7のもう一層上にある工房の写真。」
「あら、この最後の写真はみんなで器を割ってるわ? まだ新しいのに?」
「作って割るまでが彼女たちの仕事よ。」
「どうして? せっかく作ったのに?」
「器の断片もまた器でしょ。内側への局面が失われることはけして無い。
小さなひとつの器を砕いてその集積により総体の一つの器を構成するの。」
「一つの器?」
「そう、あら、あなたたちはそれを見に行って父に捕まったのじゃないの?
イクトの規程に従わないで遺跡に踏み入る勝手な探検家が最近多いわ。」
「知らずに紛れ込んじゃっただけなのよ。古代鉄道だってレボリダに無理やり連れて来られたのよね。」
「あらレボリダの関係の方?」
「ちょっと複雑なんです。」
カッタン、ギィギィ。
「くそ、むちゃ重い扉。」「ジロー、逆じゃねぇの?」
ギィー
「開いた。」
「何だ、書庫っつってたけど、本はいいとして、この気色悪りぃ彫刻どうするよ。
”擬人化された断層その27”ってどっかにあと26個もあるんか!どかしていいよな。」
「あ〜ここで寝るのか。」

古代隋道設計の論理全2巻 回廊と連絡鉄塔複合構造 放射状湾曲垂直架橋法
 無振動ドリルの導入の勧め 周縁と外部連絡の技法 

「工学系かよ?あのおっさんは。」
「刑事、これなんだろ?」
「土の塊じゃねぇの? うわデカっ天井ギリですよ。」
「凄い積層になってるね。地層かな。延々と土器の破片で固めてる。古い領域は貝殻が混じってる。」
「ジロー、もう寝ようよ。」



古代の地図

赤い鉄塔の真下の第二水平面で透明の鉄塔模型を購入し内部の水を皿にあけるとレンズのように底面の魚群模様が拡大し球面鏡でき らめき揺れているのでそれらが生きていたクコマタンパライド第二海流を思う。第五段からLSMN43に至る百万以下の交わる可能性。ぷらぷらと揺れて水が 飲み干された後に停止しまた表面となる。ガラス製造の特殊機材が使われないまま百年放置されるかもしれない。 何十個もの小さな地形の偽装標本。鋼鉄のように眠っている湾曲。拾い集め不足分を補い空想される一個が無数に一列になる。四本の腕の青く巨大な存在者のよ くできた模型の位置に悩み決意が先に見送られる。三箇所で折れ曲がるアーム機能で削り取られた路面を送り出す。
グゴガ〜、ズズズ、グゴォ〜
「手描きの地図のようだ。あの遺跡の調査資料だろうか?
ここまで丁寧に描かれてると芸術品と言う他ないな。」

マグンチェク-アラ 壁が崩壊する末端 最も高い膨らみに向かう小道
パリラハラリ収容 窓という名の丘 帰る者を送るべき場所
特別な道の始まり 来る者を待つ屋根 器の終わる領域 

「しかし中心が想定されていることで現れる完全な地形で在りながら、
中心領域だけ形が一切描かれていない。」

グゴォ〜、グゴォ〜〜「こら、ぉお、てめえら速度落せ、フガフガ、グゴ〜

「青い三月5126年ということは700年以上の骨董品ということか。」
ギコギ〜
「あらまだ起きてらしたの?」
「相棒は熟睡ですけどね。」
「リルムさん、これはあの遺跡の地図ですね?」
「いえまた別のものでまだ発掘されてない遺構よ。
おそらくもっとずっと深い場所にある。規模もずっと大きい。」
「700年前の人は場所を知っていたんですね?」
「どうでしょう。もっとずっと古い時代からの言い伝えを
その時代に図面化した人がいたということも考えられますでしょ?」
「でも実際にあるということは確かですよね。」
「もちろん私たちはその前提ですわ。
でも彼らにはあってもなくても同じかもしれない。
だからないのかもしれない。」
「彼ら?」
「その構造の全てを知ってた古代の人たち。」
「調査はしてるわけでしょ?」
「ええ、記録では300年ほど前から続いてます。
でも可能性のある場所がこれまでイクトが到達できた深さより
もっと下という事実しか得られてないのね。」



姉の行方

「無数と思うだけの盤面に映し出される無数の唇の形の内一つの上唇と下唇の間に自分の髪の毛の一億分の一の隙間を認め視線が通過 するイメージを描きなさい。所要時間3時間、表現方法は自由である。それが終わったらくじ引きで選ばれた三分の二が二次試験に参加する。思いっきり頭上に 放り投げた正20面体が真っ直ぐ落下し自分の頭を直撃するまでの過程を美しく表現せよ。所要時間5分。それが終わったらトーナメントと対話形式を複合した 新手法で2人が選ばれ最終課題が成される。以上、現場到着前の諸注意を終わる。」
「鉛筆ケース忘れてきたんだけど。」
「通常その時点で失格なんだが、正直に届け出たから貸し出される。」
「到着したら直ぐに作業開始になる。画板は規程枚数しかないので先着順となる。提出時間に間に合えば半径10km圏内のどこで作業してもよい。去年は崖から落ちたものが居るので注意すること。」
「・・・・ 唇と眼球の区別がつかないので合格。唇を赤く表現したので不合格。唇の意味が伝わらないので差し戻し追試験。複数の唇を繋げて一つと見せたので失格。唇を 描かず隙間だけを表現したので合格。隙間が唇なので合格。立体感を無視したので合格。唇がリアルなので不合格。無関係なイメージを盛り込んだので不合 格。・・・・」
「3時間の内2時間半は風向きのことの問題が主だったわりに合格か。まオレくじ運強いもんな。」
「刑事じゃ私は海岸で待ってるからがんばってね。」
「ああ君の分もがんばるから。」
「それでは選抜班はボートに乗り込むように。時間が無いから急いで。」
「スクリューにマカマカン海蛇が絡んで破損。当船舶はメリー海峡付近で消息を絶ってる模様。」
「流されてるな。」
ザップウゥ〜ン、ザップウゥゥ〜〜ン
「刑事たち帰ってこない。」
「8時のニュースです。先ほどミミリ半島沖で・・・」
ザップ〜ン
「心配ない。第二スクリューと簡易的ではあるが潜水機能が付属している。閉めるから全員頭を引っ込めろ。」
「たぶん首痛くなるな。」
「全員ペダルこげ。自家発電だ。」
「中途半端な潜水だな。」
「だから簡易的と言ったろ。」
「海峡は抜けた。」
「順調に行けば夜明け頃にヤンヤン季節漁船団の航路に接近する。そこで浮上する。」
「熱帯だから海中でもあったかい。」
「ああ見たことある水中植物が浮いてる。海蛇の産卵期なんだな。」
「岬の高台に神社があるね。明かりがついてる。」
「海底を照らすと反射が強烈だ。さすが金属湾と呼ばれるだけの事はある。」
「監督、疲れたから10分休憩たのんます。」
「いかんなぁ、虹色三角イカの群れの移動に引っかかってる。刺激すると光りだしてまぶしいから停止。」
「オッケー、ちょうどいい。」
ユラユラユラ〜
「でもこいつらやっぱ微妙に光るね。海底で乱反射が起こってくらくらしてきた。イカ酔いつうべき?」
「こいつらは月の光の移動に合わせて動いてるはずだから丁度いい。目的方向だ。」
「ありがてぇ。」
ユラリ、ユラリ、ユラ〜
「眠むぅぅぅ〜、ぐご〜
ユラ〜リ、ユラ〜リ、
ユラ〜リ、クラ〜リ、ユラ〜リ、クラ〜リ
グゴ〜、グゴ〜
「ジョビー刑事さんは熟睡ですわね。」
「うらやましいですよ。」
「地形の仕組みについては姉が専門なんです。この書庫の資料は全部姉の研究資料ですわ。」
「お姉さんは?」
「ええ二ヶ月前に重大な発見だと言って委員会の許可も得ず深層部調査に出たままなんです。でも心配ないわ。いつもそんな感じで何ヶ月も帰ってこないから。」




地下遺跡探訪

なにげに監視され続ける車輪の縦列を通りすぎる。2人づつ移動し並行に交差して重なり一組に見えるような位置を意識する。と りあえず気付かれてない模様。カランカランカラン・グゥオ〜ン、バシッ。異常な音なんだが。古代鉄道が上層を通過する時のエコー効果で遺跡が共鳴してるん だけど、わざとの造りじゃないみたい。それってやばくねぇスカ?崩落の?知ってるだけで3回は周辺が崩れたわね。ええっ。だから言ってるわけなの。そんな こと言われてもですね。ジロー、広いように見えても所詮は地下の空洞なのよ。古代鉄道も配慮はされてるようだし気をつけてれば大丈夫よ。ゆっくり周辺から 近づいてぎりぎり中央と推測できる箇所を見ないようにして放射構造をイメージできるかが重要。じゃ何を見るのよ。周辺よ。どこからが周辺スカ。刑事がそう 思うあたりからでいいんじゃないの。一箇所にこだわらないでね。ざざっと見渡すとただの小高い丘なんですけど。ですわね。カカンカカンガガガ・ゴー。 おぉっまた来た。今度のは気を使って走ってるな。ガッッカン・ゴー。サブリナさ、捕まる前に似たことやってたろ。でも中心部は構造が不明だけど絶対壊れな いみたい。あ、そうか。でもあの時はもともと回りの階段を動きながらだったから自然とそうなっただけなのよね。ゆっくり回りながらでもいいのよ。どっち回 転スカ?しきたりでは左です。じゃおれ右。もう刑事バチあたりね。完全に正確な円形とは言えないから同じ速度で回っても丁度反対側で出会うとは限らない わ。別にいいじゃん、ちょっとぐらいズレたって。私たちと出会う前に柵の途中に二つゲートがあると思うの。中に入っちゃだめよ。時計のガラスの湾曲で直行 する構造が変形する。褐色に浮き出た円弧と灰色の正方形の四十五度の交差関係に気付くが歩行は円弧に優先される。バルチアクスと読めるのかな?崩壊する寸 前の驚愕の形状。もたれかかってなんとか安定するので振動がいい具合に伝わらないのかも。抱き上げた子供を背負い車輪を前に移動させ行く人の彫像。船に 乗って川くだりをしているような彫像。ブッシュマンのような男たちの彫像。どうしてもストーリーが見い出せんなぁ。ビウクァッシ。壊れそうなところは報告 してちょうだい。外周は自由とは言っても危険な場所まで行かないように。どこからそうなの?判断がつかないならじっとしていて。でも柵の内側に明かりが見 えるじゃん。誰か入って蝋燭でも立ててるわけでしょ。長老会が口伝に則ってまつりごとを取り仕切ってるのね。危険というより柵の内側はもともと禁止よ。ど 真ん中には明かりつけないみたいだな。なるほどどここかい。ちっと入っちゃおうかなと思わせる無防備ぶりだね。保釈中の身だからつつしむべ。これこれ男衆 はなりませんよ。おっとこれはこれはご老人いずこから。今日は三段目のお堂に灯をあげる日ですぞえ。あ、ということはあれはご老人が灯されましたのです か。はいはい、私らお婆の役目で御座いますよ。はて?あんた様お見かけせぬ方ですな? おっとこれは申し遅れました。わたくし実は昨日遺跡の不法侵入とい うとがで捕まりましてですね。逃げるようにも見えないというので、とりあえず長老会様の裁判があるまで保釈になってるので御座います。おお、おお、あんた さんらですかえ聞いておりますよ。明日わしらが集まりましてな。ウワッチ・・・・・。

「お父様へ サブリナさん方にクエルモP24遺構をお見せしようかと思います。けして逃亡することはないと思います。夕方には戻ります。リルム」

まったく姉妹ともども勝手なことばかりしやがって(怒




円周の文字列

「この円形の丘は人工のもの。私たちが通過してきた円周上に古代文字の記述が連続的に現れていた。一周して戻った今、それは一つの文面として理解されるの。本来は隠された言葉のはずなのだけど、姉の発見した特別な円周のたどり方によってだけ読める。」
「でも普通に回って歩いてきたように思うけど?」
「円周を回転しながら歩くということは、中心と自分の位置との距離において、さまざまな要素を捉える可能性があるということを考えて。つまり視線の問題なの。」
「リルムさん、私にはそれ理解が難しいみたい。」
「ごめんなさい。それは当然よ。私も姉から何度も説明を受けたから。示されてる言葉はこういうことなの。一周した今それが私に理解されてる。」

男たちには分かろうとする努力がゆえに何も分からない。
分からないことでここに繋がる場所にいる。
私たちの周りにはあらゆる複雑な手続きや仕組みのようなものがまとわりついていると彼らには映っているに違いない。
でも、実は私たち自身にとって、それは特に何の根拠もなく、
本来何の必要もなく、意味もなく、説明の付かない程度のものでかまわず、
全く異なる形式にいつでも取り替えてしまえる程度のものに過ぎない。
何らかの一続きに見える過程を彼らに与えさえすればそれでいい。
その程度だけのことが私たちにとってのそれとの関わりである。
なぜなら彼らには、そうした何らかの形のようなもの、
彼らの意識が向かう形を作るようなもの、
たどり着く行いの手続きのようなもの、
そのように見えるだけのものがどうしてもいるからである。
それがなければ、彼らは私たちの在るこの内側の場所に向かえない。
ただそれだけのために、
彼らに全く読み取れない言葉が与えられなければならない。
読み取れないことがその本質であり、
読み取れないから彼らは真実を見ようとするのである。
そのことにおいて私たちが男に与える愛が形あるものとなり外に現れる。
これは真実を一切不要とする者の言葉として記された。

「男たちってあるから、真実を一切不要とする者というのは女のことかしら? でも私たちだって真実という概念はあると思うけど?」
「サブリナさん、それはね。私たちも今外にいるからだと思うの。」
「難しいのね。」
「二人とも何ブツブツ話してんだよ。」
「刑事なんかに教えられないわ。」
「なんだ?女性同盟かよ。」
「男衆は聞いちゃ成らんことだろうのぉ。」
「この刑事ジョビー、お婆さまには逆らいません。」
カタコーン、カタカタカタ。
「最終の地下鉄道は行ってしまったので歩いて帰りましょ。」



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