以下の記述は、JASRACがJAZZ喫茶ライブハウスに関わる諸問題に対して方針を変更したと思われる2005年末以前に書かれたものです。2006年に入り状況は変化ています。JASRACはこの問題を適正化すべく改革方針を打ち出し、業界代表組織と協議中です。
過去資料 初期調査 (2004年中期)

GREAT DOUBT
大いなる疑惑

評議員会報告(玉木宏樹氏サイトより引用)

ここにはJASRAC評議会で取り上げられた演奏会徴収額設定の現状が書かれているのだが、演奏会の徴収は入場収益に対する2%だと書かれてある。JASRACのHPを見ると現在は5%のようだ。新潟日報の上記の記事によると、昨年の新潟ジャズストリートに対してJASRACは32万円もの高額徴収を行っている。もしこれが5%なら収益は640万円ということになる。しかし、この改正は昨年の9月からとあるから、この時はまだ2%のハズだよなぁ?だとしたら収益1600万円とかの換算(あってる?)になっちゃうよ。入場料1000円でどう見たってありえないはずだ。このまさに桁違いと思える、規定と異なる徴収はどんな理屈に拠るのだろう。3億のコンサートが20万だと書いてあるでぇ?イベントは1月と7月の2回と記事にはあるので、一回が16万円と考えてもそれでもあまりに高すぎる。半分で考えても一回の収益が800万円ないといけないことになるよ。ただただ驚いてるけど、あるいは自分の読解の方に問題があるのだろうか?


あ、解かった。恐らく会場が複数あるというので、それごとに最低規定額をかけて合計したと言う事かもしれない?それ以外の換算でこんな高額にならないだろう。法的に可能だと言っても、人としての最低限のモラルってものがあるだろうになぁ。やっていいことといけないことが。

しかも、「赤字に近い零細コンサートは純音楽に多く、その救済処置について活発な意見が出た。」とあるが、全く繁栄されていないどころか完全逆行の方針なわけだよ。

より詳しくは(↓)
玉木宏樹氏サイト 「音楽著作権とJASRAC問題」
http://www.midipal.co.jp/~archi/copyright.html